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NHK、邪馬台国はどこにあったのか? 卑弥呼の謎に迫る「古代史ミステリー」17日から

卑弥呼の横顔(シシド・カフカ)
(C)NHK

NHKは、日本の黎明期に活躍した邪馬台国の女王・卑弥呼や、ヤマト王権の支配者・倭の五王らの謎に迫ったNHKスペシャル「古代史ミステリー」を、3月17日・24日の2週に渡って放送する。

17日・24日ともに、放送時間は午後9時から9時49分まで。スタジオ出演は、シシド・カフカ、前川泰之、原菜乃華。

17日放送の第1集は「邪馬台国の謎に迫る」。邪馬台国はどこにあったのか、有力候補といわれる佐賀・吉野ヶ里遺跡と、奈良・纏向(まきむく)遺跡の研究最前線を取材。一年単位で遺跡の年代を探る研究方法から見えてきた新事実も紹介する。

原菜乃華
(C)NHK
卑弥呼と王たち
(C)NHK

群雄割拠だった古代の日本で、争いを終わらせる使命を背負っていた卑弥呼。その前に、強大な宿敵、狗奴国(くなこく)が立ちふさがる。

危機に立たされた卑弥呼の切り札は、三国志の時代の中国で、魏・呉・蜀のパワーバランスを巧みに利用した外交戦略にあった。卑弥呼に迫り来る死期、その決断は日本列島の歴史をどのように動かしていったのか。

未知の古墳のAI調査や、大規模な実験を交えながら、古代史最大のミステリーといわれる卑弥呼と邪馬台国の謎に迫る。

狗奴国との戦い(宍戸開)
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箸墓古墳
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24日放送の第2集は「ヤマト王権 空白の世紀」。卑弥呼の死後、日本列島で勢力を拡大したヤマト王権の謎に迫る。

同時代の中国の歴史書に記録がない“空白の4世紀”とされるが、ヤマト王権が驚くべき技術革新を成し遂げていたことが近年明らかに。奈良・富雄丸山古墳で見つかった、東アジア最大という鉄剣「蛇行剣」と、前例のない形の「盾形銅鏡」を手がかりとして、真相に迫っていく。

蛇行剣
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盾形銅鏡
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近年、海を渡った韓国では、ヤマト王権のシンボルといわれる前方後円墳が発見されている。実はヤマト王権は、戦略物資だった鉄を獲得するため、朝鮮半島に進出。強大な騎馬軍団を誇った高句麗と熾烈な戦いを繰り広げていた。

ヤマト王権を率いた「倭の五王」たちは、どん欲に海外の先端技術を吸収。変化を恐れないダイナミックな戦略で対外的な危機を乗り越え、統一国家を築いてゆく。

グローバルな視点から見えてきた古代日本の歴史。日本列島の広大な地域を支配体制に組み込み、日本という国の礎をつくったヤマト王権の躍進の原動力に迫る。

倭の五王(前川泰之)
(C)NHK
(C)NHK