シャープ、光ディスク事業に関するパイオニアとの合弁解消

シャープは3月13日、光ディスク事業に関するパイオニアとの合弁会社であるパイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング(PDDM)の株式を同社に譲渡し、合弁を解消することで、パイオニアと合意したと発表した。

合弁解消後も、シャープは今後もAV事業拡大を目指し、光ディスク事業を継続する。合弁解消日(株式譲渡日)は2024年3月31日の予定。

PDDMは光ディスク関連製品及び部品の開発、設計、製造を行なう合弁会社。シャープとパイオニアは、両社が保有する光ディスク関連の経営リソースを活用して事業を拡大するべく、2009年6月に合弁会社としてPDDMを設立した。

合弁解消については、「当該事業を取り巻く近年の市場環境変化を踏まえ、パイオニア社と当社にて今後の事業の方向性を検討致しました結果、両社がそれぞれ独自に事業を推進すべく、合弁関係を解消することといたしました」と説明している。