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Ado×ニコニコ、“絶対観てほしい動画リスト”や足跡を辿る年表も

ニコニコと歌い手のAdoがコラボプロジェクトを開始。Adoが選んだ「Adoの絶対見てほしい動画リスト」や、Adoとニコニコ動画の歴史年表などが楽しめる特設サイトがオープンした。

特設サイトでは、Adoの活動のルーツであるニコニコ動画への愛を感じられる多くのコンテンツが楽しめる。Adoが絶対見てほしい動画リストでは、「歌ってみた」やボカロオリジナル楽曲等、Ado自身が選んだ様々
なおすすめ動画を紹介。Adoの音楽活動とニコニコ動画の関係性の歴史を辿るAdo×ニコニコ年表のほか、おすすめの動画タグ紹介などを用意している。

Adoが選んだお気に入りのニコニコ動画3本を、実際に視聴しながら実況するスペシャル動画も公開予定。動画を見ながら好きが溢れて思わず大興奮してしてしまう貴重な瞬間が盛りだくさんのAdoのニコ動愛が詰まった動画になっているという。

また、Adoがニコニコ動画の魅力を語り尽くすスペシャル動画もニコニコ動画、Youtube、X(旧Twitter)、TikTokにて公開予定。

Adoがニコニコ動画の公式キャラクターであるテレビちゃんを抱きかかえる描き下ろしイラストが描かれた巨大交通広告が渋谷、新宿、秋葉原、池袋の4駅にて掲出。「なんだかんだ、ニコニコが好き」というキャッチコピーと併せてAdo本人から寄せられたメッセージも掲載される。

西武池袋ワイドボードの掲出イメージ

なお、渋谷駅では、AdoイメージディレクターORIHARA氏の描き下ろしイラストを使用した特製ステッカーがもらえる、モザイクアート風ピールオフ広告を掲出。また、ニコニコ動画アプリをダウンロードし、応募条件を満たした人の中から抽選で同ステッカーがもらえるキャンペーンも実施する。

渋谷のピールオフ広告のイメージ
ステッカーデザイン
Ado メッセージ

皆大人になりました。それでもここはずっといつもの場所。

あんなになりたくないと思っていた大人になりました。少しつまらない人間にもなりました。 抱いていたものを忘れそうになった時、よく見ていた動画を見返しにここに来ます。

たくさんの動画とクリエイターの皆さん、小さな画面から大きな夢を見せてくれてありがとうございます。

誰かにとってはもしかすると黒歴史かもしれませんが、これからもこの場所は誰かの夢になれると思います。もし無くなってたら、みんなでネギ回しましょう。

初のワールドツアー中のAdoに特別インタビュー

——今回、ニコニコ動画とのコラボのお話をいただいた時の感想を教えてください。

Ado:ニコニコ動画を愛する方がたくさんいる中、自分を選んでくださりありがとうございます。光栄です。

——Adoさんの音楽ルーツや土台になっている原点が「ニコニコ動画」であるとのことですが、「ニコニコ動画」ではじめて活動を開始した15歳の頃、初めて「歌ってみた」を投稿した時のことを教えてください。

Ado:初投稿の前の夜、初めて音源(動画)の完成品がmix師さんから届きまして、気持ちが抑えられずずっとワクワクしていました。本当はその日に投稿したかった気持ちでしたが、明日の夜……! と、時間を決めて我慢しました。当時の私はプレミアム会員ではなかったので手動で投稿したことを覚えています。投稿して、同じ画面をずっとずっと眺めて、更新し続けていました。

——Adoさんがニコニコ動画を視聴者として使い始めたのは小学校の頃からとのことですが、当時のニコニコ動画との出会いのきっかけを教えてください。

Ado:ニコニコ動画というサイトがあることは小学校低学年の頃から知っていて、たまに慣れない親のパソコンで眺める程度でした。そんな時に当時使っていたゲーム機であるニンテンドー3DSでニコニコ動画がダウンロードできるということを知り、すぐにアプリをダウンロードして、そこから毎日ニコニコ動画を見ていました。(当時は歌ってみた踊ってみたボカロはもちろんですが、アニメや実況等のコンテンツのものをよく見ていました)

——今回都内8箇所で展開される交通広告では、Adoさんご本人が実際にニコニコへの思いを綴っていらっしゃいます。Adoさんの書かれているフレーズで「みんな大人になりました。それでもここはずっといつもの場所。」という素敵な言葉がありますが、最初ニコニコ動画に投稿された14歳の頃と比較し21歳の大人になられた今、Adoさんが好きな音楽や動画の傾向に変化はありましたか?

Ado:特にございません。仕事もあり聴くジャンルは幅広くなりましたが、一番好きなジャンルは当時から
ボカロのままです。

——今回広告で使用されているAdoさんのビジュアルは、普段Adoさんのイメージディレクターを務めるORIHARA氏による描き下ろしイラストとなっていますが、テレビちゃんをぎゅっと抱っこするAdoさんが印象的ですが、ご覧になられての感想を教えてください。

Ado:かわいいですね。昔池袋のニコニコ本社に行った際、テレビちゃんぬいぐるみを目にしていたので、こう思うと感慨深いです。

——最後に今回のニコニコ動画とAdo さんのコラボ広告を見ている皆様へ、メッセージをお願いいたします。

Ado:ひとりの人も、ひとりじゃない人も、ニコニコ動画に来てみませんか?

Ado全国ホール&アリーナツアー「マーズ」武道館公演がBD化。Dolby Atmos収録

昨年開催されたAdoの全国ホール&アリーナツアー「マーズ」から、自身初となる日本武道館公演の映像が4月10日にBlu-ray&DVD化。BDはDolby Atmos音声も収録されている。

初出場した第74回紅白歌合戦でも披露した「唱」や、B’z楽曲提供で大きな話題となった「沈黙の艦隊」の主題歌「DIGNITY」、TBS系ドラマ「18/40 〜ふたりなら夢も恋も〜」の主題歌「向日葵」、フジテレビ系「めざましテレビ」テーマソングの「いばら」、また昨年発売の「Adoの歌ってみたアルバム」にも収録され注目を集めた「飾りじゃないのよ 涙は」「unravel」「ヴィラン」「ブリキノダンス」など全23曲を収録している。

初回限定盤は三方背ハードカバーケース、ライブフォトブック、ポスター、ステッカー、キラキラポストカード、Adoのスペシャル副音声も収録。BDにはDolby Atmosを採用し、ライブ会場のような臨場感を体感できる音声仕様となっている。また、本編映像をスマホやTVで簡単にDolby Atmos音声でストリーミング再生ができる配信サービス「NeSTREAM LIVE」視聴シリアルコードも封入する。