ニュース

LUXURY&PRECISION、Y字型電源分離のセパレートUSB OTGケーブル

セパレートUSB OTGケーブル「WY1」使用イメージ

サイラスは、楽彼(LUXURY&PRECISION)ブランドの新製品として、同ブランドのWシリーズと接続可能なセパレートUSB OTGケーブル「WY1」を発売した。直販サイトのCYRAS DIRECTのみでの販売で、価格は13,200円。

セパレートUSB OTGケーブル「WY1」

Y字型で電源分離されているのが特徴。スマートフォンと組み合わせて利用するドングルDACは、接続元であるスマホの電力消費を増加させるだけでなく、「その不安定な給電能力によるDAC製品の機能低下が問題とされてきた」という。

そこで、電源用の導体構造と音楽データ伝送用の導体構造の2種を組み合わせたY字型電源分離ケーブルを作成。別途、外部電源供給を行なえるようにした。全長は30cm。端子はUSB-C to C×2。

使用イメージ

なお、使用時は外部電源供給が必須となる。対応OSやモデル(接続端末)に関しては、「基本的に他社製品との接続が前提となっており製品開発時点での互換を保つよう努めているが、メーカー側としては、製品開発時点でのOSやモデルでの検証になっており、接続元のOSバージョンやモデルによっては、正常動作できない場合がある」という。

「バスパワー給電DACの電力供給制限により損なわれていたDAC内各種パーツ安定駆動を電源と伝送の分離で改善。電流とデータ転送それぞれ異なる撚り合わせをし導電能力の最適化」したとする。

114芯の単結晶銅と単結晶銀を撚りあわせた高導電性ケーブルを採用。電流伝達のボトルネックとなる不純物を廃す厳密な溶接基準で作成され、信号の純度を損なわず伝達できる、とする。

非磁性体チタングレード5の高耐久コネクタを採用。長期使用への対劣化性能向上とノイズ低減を実現。各線の内部抵抗を20ミリオーム以下に低減し、電流通過能力を極限化したという。