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Noble Audio、4種8ドライバーのハイブリッドIEM「ONYX」

「ONYX(オニキス)」

エミライは、Noble Audioより、4種類・計8基のドライバーを搭載した5ウェイクロスオーバーのユニバーサルインイヤーモニター(IEM)「ONYX(オニキス)」を、4月12日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は627,000円前後。

Sonion製バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーとKnowles製BAドライバー、静電ドライバー、カスタム設計の10mmダイナミックドライバー、超高域サポート用骨伝導ドライバーを含む8基のドライバーを搭載する。

内訳は超高域用に静電型ドライバー×2基、超高域サポート用に骨伝導ドライバー×1基、高域用にBAドライバー×2基、中域用にBAドライバー×2基、低域用にダイナミックドライバー×1基の5ウェイ。

カスタムの10mmダイナミックドライバーが、パワフルでコントロールされた低音レスポンスを提供し、アンテチャンバー構造が直感的な低音体験を実現するという。中音域・中高音域は2基のSonion製BAドライバーが担当し、2基のKnowles製BAドライバーが正確な周波数再現による鮮明な高音を再現する。

さらに超高域用のSonion製静電ドライバー2基と、それをサポートする骨伝導ドライバーにより「広々とした没入感のあるサウンドステージを提供し、すべての音の本質を正確に再現する」とのこと。

再生周波数帯域は20Hz~70kHz、能率は108dB(1KHz)、インピーダンスは14Ω(1KHz)。

ハウジングは人間工学に基づいたセミカスタム・アルミニウムシェル、アルミニウムキャップ、メッシュインサート成型で構成。膨大な耳型データをもとに、つけ心地に配慮して設計されている。

付属ケーブルは、シンガポールで2019年に設立されたケーブルメーカー「Eletech(Element Technology)」製のものを採用。ONYXと組み合わせることを前提に音質のチューニングとデザインがされた特別なものだという。

ハイブリッドType-4リッツ構造OCC銀メッキ銅線で構成され、ケブラーコアを採用し耐久性が向上しているほか、極低温処理により、耐摩耗性も強化されている。

独自開発のFlexiMax Insulation技術により、柔軟性とタッチノイズ軽減を実現・カスタマイズされたコネクターとYスプリッターも付属する。イヤフォン側コネクターは0.78mmの2Pinで、プラグは4.4mmバランス。長さは約1.2m。

キャリングケースやシリコンイヤーピース(S/M/L)、フォームイヤーピース(白・黒、S/M/L)、イヤーピースケースなどが付属する。