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AVIOT、“ワイヤレスヘッドフォンの新基準”「WA-V1」。14850円

プレシードジャパンは、AVIOTブランドより、アダプティブハイブリッドノイズキャンセリングを搭載し、ハイレゾ再生もできるワイヤレスヘッドフォン「WA-V1」を4月27日より順次発売する。価格は14,850円。カラーはブラック、ホワイト、ネイビー、カーキ。予約は11日から開始している。

カラーバリエーションは全4色

カラバリのうち、ネイビーは5月上旬、カーキは5月下旬発売の予定。

“ワイヤレスヘッドフォンの新基準”を目指して、フラッグシップモデル「WA-Z1PNK」など、さまざまな製品で培った音響設計とデジタル技術のノウハウを詰め込んだマルチスペックモデルと位置づける。

ノイズキャンセリングは、外からのノイズを検出するフィードフォワードマイクと、ヘッドフォン内側のノイズを検出するフィードバックマイクを組み合わせたハイブリッドアクティブノイズキャンセリングに、周囲の状況に応じてノイズキャンセリング強度を自動的に調整する機能も加えた「アダプティブハイブリッドノイズキャンセリング」を搭載した。外音取り込み機能も利用可能。

専用設計の40mmドライバーを搭載

ドライバーは、ネオジム磁石を使った強力な磁気回路と軽量なPETダイアフラムを採用した新開発の40mm径ダイナミックドライバー。癖の少ない自然な音響特性で、ハイレゾ音源が持つ情報を余すことなく再現するという。

高音質と機能性を両立させるため、ドライバーを収容するハウジングをアウターシェルとインナーバックチャンバーとの2重構造で設計。大容量バッテリーや電子回路のスペースと音響スペースを隔離し、コンパクト設計ながら電子部品によるノイズを極限まで抑え、音響設計を最適化するパーツ配置も実現した。

軽量な振動系を正確にドライブさせるため、専用設計したインナーバックチャンバーにより、キレのある重低音と音場感に優れ、高解像な中高音域が楽しめる。

さらにインナーバックチャンバー内の音響インピーダンスを最適化するため、ハウジング内に独自設計のアコースティックダクトも配置。低音の量感とクリアネスを両立し、のびやかな高音域とあわせ、バランスの良いサウンドを実現した。

筐体は、しっとりと手に馴染む質感と立体感を演出するラバー塗装をベースに、高級感のあるエコレザーと、上品な光沢感が印象的なアルミ素材を組み合わせたもの。複数の異素材を使いながらも、ワントーンで統一することで洗練された印象に仕上げている。

また「TE-D01v」や「TE-Q3」といった完全ワイヤレスイヤフォンのデザインを踏襲し、左右のパネルにスピンラインをあしらうことで、AVIOTらしさとデザイン性を実現したという。耳元に直接触れるイヤーパッドには、柔らかく通気性の高い低反発ウレタン素材を使うことで、しっかりとフィットしながら、圧迫感の少ない快適な装着感としている。

高品質通話用マイクや、話し声と周囲のノイズを判別・除去するAI技術を活用したアルゴリズムの搭載により、クリアな音声で通話が楽しめる。ストレスフリーでゲームや動画を楽しめるゲーミング(低遅延)モードも搭載した。

Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはSBC、AACに加え、LDACをサポート。プロファイルはA2DP、HFP、AVRCPに対応する。2台の端末に同時接続できるマルチポイントにも対応。

最大120時間の長時間再生が可能で、長期間の外出や旅行の際もバッテリー残量を気にせず使用できるという。10分の充電で最大11時間使える急速充電にも対応した。充電ポートはUSB Type-C。

付属の3.5mmステレオミニプラグケーブル(1.2m)を使えば有線ヘッドフォンとしても利用可能。有線接続時もノイズキャンセリングを使用できる(電源ON時)。

ハイブリッドノイズキャンセリング搭載モデルながら、約267gに重さを抑えほか、折りたたみ可能のため、収納や持ち運びもしやすいとのこと。専用ポーチや充電用USB Type-Cケーブルなどが付属する。

このWA-V1は、4月14日に大阪・なんばで開催される「ポタフェス2024春 大阪・なんば」に展示され、先行試聴が可能。また凛として時雨のピエール中野氏とコラボレーションした「WA-V1-PNK」も開発中で、2024年夏ごろの発売を予定しているという。

ピエール中野氏とコラボレーションした「WA-V1-PNK」も開発中