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Kinera Imperial、骨伝導やEST含む6ドライバ・クアッドブリッドIEM「Verdandi」

Kinera Imperial Verdandi

サウンドアースは、Kineraのハイエンドライン・Kinera Imperialのハイエンドモデル「Kinera Imperial Verdandi(ヴェルダンディ)」を発売した。価格は198,000円。計6ドライバクアッドブリッドIEMとなっている。

ヴェルダンディの筐体には、高品質の顔料と金箔などの素材を浸かっているのが特徴。異なる顔料の衝突が豊かなレイヤーとパターンを生み出し、ブルーとグリーンの神秘的でダイナミックな融合を表現。「鮮やかな色彩は、自然のエネルギーで脈動。さらに、精巧なインレイ・クラフトマンシップがヘッドフォン全体に活力を吹き込み、魅惑的な輝きを放つ」という。

音質面では、バランスの取れたサウンドと優れた音楽適応性をテーマにチューニング。ユニット構成としては、低域用のBone Conductionドライバー×1基、低域用にダイナミックドライバー×1基、中高域用にKnowlesのBAドライバー×2基、高/超高域用にSonion ESTドライバー×2基を搭載。

ダイナミックドライバーと低音出力用の骨伝導を組み合わせ、「質感のある十分で弾力性のある低音域を実現」したという。

ボーカルに関しては、「適度な距離感でクリアな空間認識を提供し、密度を保ちながらクローズアップ感を回避します。高域は繊細で透明感があり、優れた伸びときめ細かな描写力を発揮する」という。

高域用にはデュアル静電ドライバーを搭載する事で、「現代の女神の声の安定したクリアな背景を確保し、特にライブ・レコーディングにおいて、没入感のあるリスニング体験のための広がりのあるサウンドステージを作り出す」とのこと。

インピーダンスは14Ω、感度は105dB。ケーブルは着脱可能で、コネクタは0.78mm 2ピン。ケーブル長は1.2mで、入力プラグは3.5/4.4mmへの着脱式。再生周波数は20Hz~50kHz。

イヤーピースはファイナルタイプE(低音を強化し、歯擦音を弱める)、フォームタイプ(豊かなボーカルと深い低音)、Kinera K-07(バランスの取れたイヤーピースよりバランスの取れた音)、AZLA Crystal LSR Liquid Silicon(バランスの取れたサウンド、快適なリスニング、優れたボーカルの質感、低音は明瞭でハイエンドは透明感があり、音楽への適応性が非常に高い)と、複数同梱する。