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Kinera、EST+BA+ダイナミック構成の「ウルド」。79,990円
2022年3月7日 10:00
サウンドアースは、KineraブランドのハイエンドラインKinera Imperial新製品として、静電性ユニット×2基とダイナミックドライバー×2基、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバー×1基の5ドライバー構成のハイブリッドイヤフォン「ImperialURD」(インペリアルウルド)を3月8日に発売する。価格は79,990円。
Sonion製ESTドライバー、ダイナミックドライバー、BAドライバーの3バンドを均等に配置し、「原音に寄り添ったうえで、ボーカル領域を明瞭化し、音全体で包み込むような感覚を持たせた」サウンドチューニングを施したとしている。
低域はチタン結晶振動板同軸ダブルダイナミックドライバーを採用し、チューニングにより、ユニットの特徴である「深い潜りと速い応答性を引き出した」とする。
高域はESTドライバー「EST65DB01」により、高音に強いディクタリティを装備。前世代よりも全体的に高域周波数特性が3dB向上しており、高域の伸びも強化され、よりクリアで明るい音になったという。
中域はKineraのカスタマイズBAドライバー「K26005/9」が担当。男声・女声ともに明瞭でクリアなボーカルを再現するとしている。
神話に登場する世界樹・ユグドラシルの根元にある「ウルドの井戸」をイメージした、ハウジングデザインを採用。フェイスプレートは湖の表面を模しており、3Dプリントでフェイスプレートの中央に窪みを設け、端に向かって徐々に盛り上がっていく複雑なデザインとなっている。シェルは「穏やかな水面下の光景」としている。
イヤフォン側端子は2ピン。付属ケーブルは、高純度OCCを使用し音質を追求したという。着脱式プラグを採用し、2.5mmバランス/4.4mmバランス/3.5mmアンバランスのプラグが付属する。ケーブル長は約1.2m。
再生周波数帯域は5Hz~50kHz。インピーダンスは20Ω。感度は107dB±2dB。イヤーピースはFinal「Type E」×5セット、シリコンイヤーピース×7セット、フォームイヤーピース×2セットを同梱。イヤフォンケースなどが付属する。