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Blackmagic、12K80fps撮影が可能なシネマカメラ
2024年4月15日 16:00
ブラックマジックデザイン(Blackmagic Design)は、デジタルシネマ向けのカメラ「Blackmagic URSA Cine 12K」と「Blackmagic PYXIS 6K」を発表した。URSA Cine 12Kの価格は2,428,000円からで、すでに販売中。PYXIS 6Kは484,800円からで、6月発売予定。米ラスベガスで17日まで開催中のNAB Show 2024にて展示されている。
URSA Cine 12K
4Kから12Kまで、すべての解像度で優れた画質を提供するよう設計された新センサーを搭載(RGBW 36×24mm)。12Kで80fps、8Kで144fps、4Kで240fpsまでの撮影が行なえる。
URSA Mini Pro 12Kの技術をベースとし、より大きなフォトサイトにより、16ストップのダイナミックレンジを実現。独自のRGBWアーキテクチャは、赤、緑、青のピクセル数が同じであるため、「あらゆる解像度で驚くほどリッチなカラーが得られ、究極の画質および柔軟性が提供されるよう最適化されている」という。
堅牢なマグネシウム合金製の筐体と、軽量のカーボンファイバー・ポリカーボネートによる仕上げを施している。標準のLemoおよびFischerコネクターも搭載しており、離れた場所からカメラをコントロールしながら、レンズモーターや他のアクセサリーに給電可能。12G-SDI出力、10Gイーサネット、USB-C、XLRオーディオなども搭載している。
PYXIS 6K
複数のマウントポイントとアクセサリー用のサイドプレートを用いることで、ニーズに合ったカメラにカスタマイズできる、汎用性の高いキューブデザインを採用。筐体は、精密なCNC機械加工による航空宇宙グレードのアルミ製で、軽量かつ非常に堅牢とし、クレーン、ジンバル、ドローンなど、様々なカメラリグに簡単にマウントできる。
筐体の上部と底部に、複数の1/4インチおよび3/8インチのスレッドマウントがあるほか、ハンドル、マイク、SSDなどのアクセサリーをマウントできる様々なサイドプレートも搭載している。
6,048×4,032画素の大型フルフレームセンサー(36×24mm)を搭載。浅い被写界深度での撮影や、アナモルフィックレンズをクロップなしで使用してシネマライクなルックの撮影ができる。13ストップのダイナミックレンジと25,600までのデュアルネイティブISOに対応し、あらゆる照明条件でノイズの少ない美しいイメージを得られるという。