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ミニLEDバックライト搭載「AQUOS XLED」。Alでおまかせ高画質、50/43型追加
2024年5月17日 11:00
シャープは、ミニLEDバックライトを搭載した4K液晶テレビ・AQUOS XLED「GP1」「GP2」シリーズ5機種を6月15日に発売する。これまでの75/65/55型に加え、中型の50/43型を追加。GP1ラインには新開発の1N-Black Wideパネルを搭載している。サイズ展開は、ラインナップはGP1が「4T-C75GP1/C65GP1/C55GP1」、GP2が「4T-C50GP2/C43GP2」となる。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は以下の通り。
AQUOS XLED「GP1」シリーズ 6月15日発売
・75型「4T-C75GP1」 71.5万円前後
・65型「4T-C65GP1」 47.3万円前後
・55型「4T-C55GP1」 36.3万円前後
AQUOS XLED「GP2」シリーズ 6月15日発売
・50型「4T-C50GP2」 25.3万円前後
・43型「4T-C43GP2」 24.2万円前後
同時発表の4K有機EL「GS1/GQ1/GQ2」シリーズ、ならびに4K液晶「GN1/GN2」シリーズは、別記事を参照のこと。
GP1ラインのみの特徴
GP1ラインのみ、量子ドット技術を採用した新開発の「N-Black Wideパネル」を搭載。視聴位置による色の変化を軽減でき、斜めから見ても艶やかな黒と鮮やかな色彩を表現できるという。
さらに、パネル表面の低反射コートに空気を封じ込めたナノカプセル配合素材を採用。パネル表面と空気の屈折率の差を最小化する事で、外光の反射や照明の映り込みを抑えている。
高密度に敷き詰めたミニLEDバックライトの明暗を映像に合わせて細かく制御する「アクティブmini LED駆動」技術も投入。画面輝度は従来機比約15%向上し、「AQUOS史上最高の輝きと引き締まった黒との美しいコントラストを実現した」という。
GP1ラインには音響システムとして、画面の上下にスピーカーを搭載する「ARSS+」(AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS)を採用。クリアでパワフルな音を実現するという「パワーボイススピーカー」も採用し、計100Wの高出力を実現。ハイトスピーカーを保護する金属製パンチングネットの開口率を上げる事で、よりクリアで広がりのある音を実現した。
全機種に共通する特徴
全機種に、次世代Alプロセッサーを採用した画像処理工ンジン「Medalist S5X」を搭載。「Alオート」を選ぶと、コンテンツに応じて画質と音質を“おまかせ”で自動詞整してくれる。画質面では、Alが人の顔や空などのオブジェクトを検知し、色味・精細感を調整。新たに、Alを活用して精細感を高める「Al超解像」機能と、アニメやネット動画などに発生しやすいグラデーションの乱れをなめらかに補正する「アニメ・ネットクリア」機能も追加した。
音質面では、Alが音声信号を解析。音楽ライブやスポーツ視聴時は臨場感を高め、合間のセリフや解説中は声を明瞭にして聞き取りやすくするなど、シーンに適した調整を自動で行なってくれる。
部屋の明るさに応じて画質を自動調整する「環境センシング」も進化。新たに部屋の色温度の検知による調整も可能になった。
Google TVを採用。登録しているすべてのサブスクリプションにある映画や番組を横断的に集約表示でき、何を見ようか迷った時もコンテンツが見つけ安い。パーソナライズされたプロフィールで、家族全員が自分の好みの視惹体験を楽しめるとする。
「ズーム2画面機能」を新搭載。2つの番組を、左右同時に表示するもので、放送 + 放送、放送 + HDMIが選択できる。表示の仕方は大小9通りの組み合わせが可能で、大きさを変えながら視聴できるほか、どちらの映像の音を出力するかも選べる。
無線LANも搭載し、次世代規格のWi-Fi 6Eに対応。4K/144Hz VRR対応(GP1のみ)のHDMIを2系統装備し、ゲームの表示にも優れる。HDMI 2.1規格のVRR、ALLM、eARCにも対応する。
スタンドを含めた外形寸法(幅×奥行き×高さ)と重量は以下の通り。
- GP1シリーズ
75型「4T-C75GP1」 166.7×33×102.1cm 約48.5kg
65型「4T-C65GP1」 144.3×30.2×89.7cm 約37kg
55型「4T-C55GP1」 122.4×30.2×77.4cm 約28kg - GP2シリーズ
50型「4T-C50GP2」 111×23.8×70.7cm 約18.5kg
43型「4T-C43GP2」 95.7×23.8×62.1cm 約15.5kg