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EDIFIER、平面磁界型でLDAC対応「STAX SPIRIT S5」。イヤフォンも開発中
2024年6月19日 16:00
EDIFIER INTERNATIONALは、平面磁界型ドライバー搭載ワイヤレスヘッドフォン「STAX SPIRIT S5」を6月30日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は69,880円前後。
STAX SPIRIT S3で初搭載した独自開発の平面磁界型ドライバー「EqualMass」を改良。サイズは89×70mm。ポリマーフィルムに精密な銀メッキとレーザー加工を施した基板は2μmと薄く、優れたトランジェントレスポンスを発揮。新開発の技術により等間隔の配線を実現し、磁界中の有効導体長を調整。振動板の質量を単位面積当たり均等に分散させることで、振動板の分割振動を大幅に低減。音の歪みを抑えた。
新規導入した「対称サスペンション設計」により振動版の動きを高度にバランスさせることで、全帯域にわたり原音に忠実な再生を実現してている。
BluetoothのコーデックはSBC、AAC、aptX、aptXHD、aptX Adaptive(96kHz/24bit対応)、aptX Losslessに加え、LDAC、LHDCにも対応。Qualcommの「SnapDragon Sound」にも準拠している。
Bluetooth接続のほか、付属の3.5mm AUXケーブル、またはUSB-Cケーブルを利用した2系統の有線接続にも対応。USB接続時は最大96kHz/24bitの再生ができる。日本オーディオ協会が定める「ハイレゾオーディオワイヤレス」と「ハイレゾ」規格に準拠する。
イヤーパッドには軽く柔らかいラムスキンと、通気性に優れるクールメッシュの2種類を用意。工場出荷時にはラムスキンを装着。付属の器具でかんたんに交換できる。
1台の子機に2台の親機を同時接続する「マルチポイント」に対応。専用アプリ「Edifier ConneX」を使うと、コーデックの設定や再生モードの選択、イコライザーを利用した音質調整などが可能。
最大再生時間は80時間(バッテリー容量1,500mAh)。重量は347g。