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AVIOT、「マクロス」河森正治デザインの電動キックボードを'25年発売へ

開発中の電動キックボード「KB-S350」

AVIOTは4日、アニメーション監督/メカニックデザイナー/ビジョンクリエーターとして活躍する河森正治氏がデザインし、AVIOTが設計・開発を行なう次世代モビリティプロダクト開発プロジェクト「AVIOT Ridepiece Project」を発表。第一弾製品となる電動キックボード「KB-S350」は2025年の発売を目指すという。

KB-S350は現在、特定小型原付ならびに特例特定小型原付の保安基準に適合すべく開発中。「河森氏による、無駄を排した流線的なフォルムでありながら、各部のコンポーネントにメカニカルな意匠を取り入れ、先進性、機能性、そして日本のメカニカルデザインの魅力を全て内包したデザイン」となっており、既存の電動モビリティにない新たなユーザーバリューを提案するという。

また本プロジェクトのキービジュアルは、「マクロスF」キャラクターデザインなどを担当し、河森正治氏とタッグを組んできた江端里沙氏による完全新規描きおろしとなっている。

KB-S350のコクピット周りは、本機を象徴するスムーズかつ先鋭的なシルエットとインストルメントパネルの視認性を両立するデザインを採用。

フロントカウルは取り回し時の利便性を考慮したグリップと一体化した形状となっており、特徴的なスリットや3連ホールなど、メカニカルデザインとしてシンボリックな意匠を施した。

“3段変形”するAVIOT独自設計の「3Wayヴァリアブルスタンド」を搭載。小型バッグなどを固定できるツーリングキャリア、縦置き用のバーティカルスタンド、駐車時の盗難を防ぐセキュリティスタンドの3つの機能を併せ持ち、スマートながらもラギッドなイメージを付与する機構になっているという。

7月4日から7日まで、米国ロサンゼルスで行なわれるイベント「Anime Expo 2024」にてKB-S350の試作機が展示されるほか、 河森正治氏本人による発売記念トークショーも実施されるという。

【トークショー概要】
「AVIOT×河森正治 Ridepiece Project」リリース記念トークショー
日時:7月5日(金)10:30~11:30
会場:ロサンゼルス・コンベンションセンター(米国・カリフォルニア州)
エンターテイメントホール E-140 AVIOTブース