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EarFun、50dB低減の新イヤフォン「Air Pro 4」。9990円

EarFun Air Pro 4

EarFun Technologyは、新しい完全ワイヤレスイヤフォン「EarFun Air Pro 4」を7月29日に発売した。価格は9,990円。カラーはブラックとホワイト。

今年6月に開発を発表していた、24bit/96kHzハイレゾ相当の高音質再生とハイブリッド型ANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載し、クリアな通話品質も実現したモデル。

ドライバーサイズは10mm径。Qualcommの「QCC3091」チップを採用し、Snapdragon Soundに対応。ビットレート可変型のオーディオコーデックaptX Adaptiveのほか、aptX Losslessをサポート。対応スマートフォンと組み合わせれば、CD品質(16bit/44.1kHz)の音声信号を無劣化で伝送できる。さらに、最大96kHz/24bit伝送のLDACもサポートした。

独自のノイズキャンセリング技術が「QuietSmart 3.0」へ進化。風切り音の少なさや外音取り込みモード時の自然な響きなどQuietSmartの特徴はそのままに、どのようにイヤフォンが装着されているかによりパフォーマンスを最適化する「アダプティブ(適応型)ノイズキャンセリングテクノロジーを新たに導入。快適性を損なわずに最大50dBものノイズ低減を実現したという。

新しいBuetoothオーディオ規格「Bluetooth LE Audio」、および必須コーデックの「LC3」に対応。また、音声データの一斉同時配信を可能にする「Auracast 」もサポートする(ファームウェア更新が必要)。

通話専用マイクを左右各3基、計6基配置。Qualcomm cVc 8.0の活用により、周囲のノイズを低減し、クリアで聞き取りやすい音声通話を目指した。さらに話者の声と環境ノイズを判別・除去するAI技術を活用したアルゴリズムの導入により、音声通話品質を向上させたという。

2台のデバイスに同時接続して、必要に応じて切り替える「マルチポイント接続」をサポート。「EarFun Audio」アプリでゲームモードをオンにすれば、50ms(0.05秒)の低遅延伝送もできる。

再生時間(充電ケース併用)は、ANCオン時で最大7.5時間(35時間)、オフ時で最大11時間(52時間)。充電ポートはUSB-C。10分チャージで2時間使用可能な急速充電も行なえる。

充電ケースの外形寸法は、46.6×29.2×62.4mm(幅×厚さ×高さ)。重量はイヤフォンが5.2g、ケースが56g。