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Campfire Audio、デュアルプラナーマグネティックドライバのユニバーサル「Astrolith」

Astrolith

ミックスウェーブは、Campfire Audioのデュアルプラナーマグネティックドライバー採用ユニバーサルIEM「Astrolith(アストロリス)」を9月27日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は315,000円前後。

PPPとAAOIチューニングによる二つのまったく新しいプラナーマグネティックドライバーを搭載しているのが特徴。「数十年に渡る音響エンジニアリングの経験とプラナーマグネティックドライバーの特徴を組み合わせることで、 圧倒的なサウンドパフォーマンスを誇る革新的なIEM」だという。

ユニットは、サブベースから中音域までをカバーする14.2mmのプラナーマグネティックドライバーと、6mmプラナーマグネティックドライバーの高音域用ツイーターを組み合わせている。

この6mmプラナー+PPRは、新しい技術「Particle Phase Resonator(PPR)」チューニングチャンバーと組み合わせることで、高域パフォーマンスを高めている。ドライバーのサイズが小さいため、大型のプラナードライバーとは比較にならないほど高速に動作。高音域の応答に集中させることで、超高速の過渡応答と高音域のディテールが実現するという。

メインドライバーとなる14.2mmプラナー+AAOIには、「Supermoon」で初めて採用されたメカニズムと最新のグリルパターンを投入。新技術「Additive Acoustic Optical Inclusion(AAOI)」ハウジングによって繊細に正確に形作られ、「サブベースからミッドレンジまでのインパクト、テクスチャ、イメージング、レイヤーを輝かせ、6mmドライバーが表現する高音域と優雅に癒合する」という。

筐体は、透明な外装に内部チャンバーを追加した構造で、「独特な宝石のような輝きが生まれ、様々な角度から視点を変えて内部の可視性を実現し、遠くから見ると滑らかで黒く見えるが、近くで見ると内部から光の反射と構造が現れる」という。

プラナーマグネティックドライバーを採用する事で、歪みレベルを低減しており、「鮮明でクリーンかつ正確な音響再生が可能」という。

周波数特性は5Hz~25kHz、インピーダンスは8.2Ω@1kHz、入力感度は94dB@1kHz。イヤフォン側の端子はMMCX。Time Stream Cableが付属し、入力端子は3.5mmステレオミニと4.4mmバランス端子に対応する。