JBL、ディスプレイ付き最上位完全ワイヤレス「TOUR PRO 3」今日発売

「JBL TOUR PRO 3」(ブラック)

ハーマンインターナショナルは、JBLのフラッグシップモデルとなる完全ワイヤレスイヤフォン「JBL TOUR PRO 3」を10月3日に発売した。オープンプライスで、直販価格は42,900円。カラーはブラックとラテの2色。

「JBL TOUR PRO 3」(ラテ)

液晶ディスプレイ付き充電ケースが特徴で、2023年に発売された「JBL TOUR PRO 2」の後継機。前モデルから音質、ノイズキャンセリング性能、空間サウンド、マイク性能、利便性、拡張性のすべてを進化させたという。

イヤフォン形状は細部がブラッシュアップされ、装着感が向上。音質面では、JBL初となる、バランスドアーマチュア(BA)ドライバーと、10mm径ダイナミックドライバーのデュアルドライバー構成を採用した。従来のダイナミックドライバーにBAを追加したことで「深みのある低音、バランスの取れた中音域、洗練された高音域を再現する」とのこと。

Bluetoothコーデックでは、TOURシリーズで初めてLDACに対応。最大990kbpsの通信速度で、最大96kHz/24bitの高音質サウンド伝送が可能になった。SBC、AACもサポートするほか、今後LC3にも対応を予定している。

アクティブノイズキャンセリングは、「リアルタイム補正機能付ハイブリッドノイズキャンセリング 2.0」へ進化。周囲の環境に合わせてリアルタイムに補正するフィルター計算をさらに強化し、着用している人に合わせたリアルタイム適応に対応。あらゆる形状の外耳道と装着状態にも適応することで、使用するユーザー個人個人に合わせて、最適かつ最高のANCパフォーマンスを瞬時に実現できるという。

そのほか付属イヤーピースには、こちらもJBL初となるフォームタイプが追加されたほか、初採用の音声通話で使えるAIノイズ低減アルゴリズム、空間サウンドの強化なども行なわれている。

ケースのディスプレイは約29％大きくなった

前モデルと同じく、充電ケースにディスプレイを搭載。ディスプレイサイズは約29％大きくなり、「待ち受け画面のバッテリー状態表示」、「アルバム名と楽曲名の表示(日本語含む)」「電話入電時連絡先表示」「マルチポイントコントロール」などが可能になった。

ケースにはトランスミッター機能も追加され、ゲーム機やテレビのステレオミニ出力などを充電ケースを接続し、テレビなどの音声をBluetoothのAURACASTを使いワイヤレス送信することもできる。

連続再生時間はANC ON時でイヤフォン単体8時間、ケース併用で約32時間。LDAC接続時はANC ON時でイヤフォン単体約7時間、ケース併用で約28時間。