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船井電機、破産手続き開始

船井電機の公式サイト

船井電機が24日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けたと、帝国データバンクが報じた。負債は調査中とのこと。

旧船井電機(現:船井電機・ホールディングス)は1961年に大阪で設立。ラジオや、ホームステレオ、ラジカセ、テレビなどのAV機器を手掛けるほか、OEM製品も幅広く手掛けてきた。2022年には、Amazonとヤマダデンキが協力してプロジェクトをスタートしたFire TV内蔵テレビの開発・製造を船井が担当している。

一方で、2021年に、株式公開買い付け(TOB)で秀和システムホールディングスが船井電機の筆頭株主となり、上場廃止に。2023年3月には、持株会社体制へと移行し、持株会社の商号を船井電機・ホールディングスとし、事業を承継した承継会社が船井電機株式会社の商号を使用している。

また、2024年10月4日にはヤマダホールディングスグループで展開しているFUNAIブランド製品に関する販売・アフターサービスなどを継続していく事や、新たな経営体制をスタートさせ、これから経営計画を策定していく段階である事などが、ニュースリリースで発表されていた。