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iBasso、デュアルDAC搭載の小型DACアンプ「Macaron」。約3900円のイヤフォンも
2024年11月15日 11:00
MUSINは、iBasso Jr.ブランドの新製品として、デュアルDAC搭載のミニマムポータブルDACアンプ「Macaron」と、ダイナミックドライバー搭載IEM「GELATO」を11月22日より発売する。予約開始は11月15日11時から。価格はオープンプライスで、Macaronは9,405円前後、GELATOは3,861円前後
デュアルDAC搭載のミニマムポータブルDACアンプ「Macaron」
丸みを帯びたアルミニウム合金製CNCボディを採用し、両面強化ガラスパネルを採用したポータブルDACアンプ。わずか16gの軽量性もポイント。カラーはブラック、シルバー、ピンク、ブルー。
Cirrus LogicのフラッグシップDACチップ「CS43131」をデュアル構成で採用。数多くのプレーヤーとDACデバイスの研究開発技術を活用することで、低ボトムノイズに加え、ダイナミックレンジ132dB(A特性)、SN比132dB(同)、THD+N 0.00013%のスペック値を実現。ハイスペックなサウンドと高品質なリスニング体験を可能にしたという。
またジッタ―対策として、KDS製フェムト秒水晶発振器を採用。正確なクロック精度とジッターや歪みを大幅に低減し、滲みのない忠実な信号伝送を実現。「サウンドは正確に再現され、細部まで明瞭なサウンド品質を叶えた」とする。
対応サンプリングレートは、PCM 384kHz/32bit、DSD 256(Native)。イヤフォン出力は3.5mmと4.4mmのデュアルインターフェース。ボディ側面には、100段階でボリューム調整ができる物理ボタンを搭載。スタンバイ/DSD/PCMの動作状態を示すLEDインジケーターも備える。
Android向けの専用アプリに接続することで、ボリューム調整のほか、5種類のデジタルフィルター3段階のGain(Low/Mid/High)、2種類の出力モード、20段階のLRバランス調整が行なえる。
外形寸法は41.7×24×12.3mm。単結晶銅銀メッキ線採用のUSB-Cケーブルを付属する。
ダイナミックドライバー搭載IEM「GELATO」
“フラッグシップクラスにも匹敵する”と謳う最新鋭のムービングコイルユニット技術を採用した、エントリークラスの有線イヤフォン。カラーはシルバーとブラック。
ドライバーは、10mm大口径ベリリウムメッキドーム型コンポジット・ダイヤフラムを使用。金属の高剛性とエッジ部の柔軟性により、高域から低域までのフルレンジに色鮮やかな表現力を目指した。
ほかにも、ヘルムホルツ共鳴デュアルチャンバーテクノロジーや、高い評価を得た0.03m径エクストラファインCCAWボイスコイルなどの、従来のイヤフォン設計開発により生まれた技術を導入。これにより、「トランジェントレスポンスに優れ、強力なダイナミクスにより、深く沈み込むような芳醇で豊かな低域のサウンドパフォーマンスを実現」しているという。
筐体部分はステンレススチール。0.78mm 2ピンコネクタの着脱式で、銀メッキ高純度銅線を使った標準ケーブルを付属。プラグは金メッキ3.5mmステレオ。イヤーピース3サイズを付属する。