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DJI、折りたたみ式プロペラガード搭載、4K/60p対応で249g未満のドローン「Flip」

DJI Flip、プロペラガードを折りたたんだところ

DJIは14日、Vlogカメラドローンの新シリーズ「DJI Flip」を発売した。249g未満で、折りたたみ式の全面保護プロペラガードを搭載。1/1.3インチCMOSセンサーを備え、4K動画撮影にも対応する。価格は66,660円。DJI RC 2とのセットは93,390円、Fly More コンボ(DJI RC 2付属)は112,750円。

展開時

折りたたみ式の全面保護プロペラガードを搭載し、プロペラ全面をカバーすることで、怪我やドローンへの損傷を防ぎ、安全で信頼性の高い飛行を実現するという。ガードは軽量で強度のあるカーボンファイバー製で、従来のポリカーボネート素材のガードの1/60の重量ながら、同等の剛性と耐久性があるという。

外形寸法は折りたたんだ状態で136×62×165mm(長さ×幅×高さ)、展開時は233×280×79mm(同)。

モードボタンを押し、6種類のスマート撮影モードから選択することで、印象的な映像を撮影可能。AI被写体トラッキング機能を使用すると、被写体をフレーム内に捉え続けてくれる。モードはドローニー、サークル、ロケット、スポットライト、ヘリックス、ブーメランを用意する。

ハイダイナミックレンジの4,800万画素静止画や、4K動画を撮影できる1/1.3インチCMOSセンサーのカメラを搭載。デュアルネイティブISOフュージョン技術を備え、クアッドベイヤー (4-in-1)配列技術を用いた2.4μmのピクセルサイズに対応。レンズはF1.7、最大4倍ズームで写真撮影も可能。HDRイメージング、シーン認識などを組み合わせた次世代機能スマートフォト機能を備える。

動画は4K/60fpsのHDR撮影が可能。4K/100fpsでのスローモーション撮影や10bit D-Log Mカラーモードにも対応。4:3アスペクト比のCMOSセンサーにより、縦向き映像にクロップしたとしても2.7Kの解像度を維持できる。

様々なカメラワークを自動で実行し、複数のクリップを撮影。音楽、カット、エフェクトを駆使して編集し、素早く簡単にシネマティックな映像を作成できるマスターショット機能も用意。

被写体をフレームに収めながら追尾して撮影する事も可能。ActiveTrack 4.0、Spotlight 2.0、Point of Interest 3.0を搭載する。パノラマ撮影も可能。

最大飛行時間は31分。3D赤外線検知システムにより、自動ブレーキに対応。夜間でも高い安全性を維持するという。

DJI RC-N3またはDJI RC 2送信機と組み合わせることで、DJI O4映像伝送を利用でき、最大13km(日本国内では8km)の1080p/60fps映像伝送が可能。

新製品 DJI Flip | オールインワンVlogカメラドローン