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パイオニア、ドイツにサウンド製品の研究開発拠点。欧州自動車メーカー向け

パイオニアは、欧州自動車向けのカーエレクトロニクスビジネスを強化するべく、ドイツ・ヘッセン州(ヴェッツラー)に新しい研究開発拠点「パイオニア・ヨーロッパR&Dセンター」を開設した。同拠点では、欧州自動車メーカーに向けた、主にサウンド製品の研究開発を行なっていく。

同社は「パイオニアの強みである『サウンド』に関する技術やノウハウを活かし、お客様のニーズに合ったサウンドシステムを開発、新たな価値として提供することで、OEMビジネスをより一層強化する」とコメント。

また「グローバルな研究開発体制を構築するとともに、開発エンジニア・営業体制を強化し、自動車メーカー、Tier1サプライヤー、流通チャネルを通じて、次世代のモビリティ体験を世界中のお客様に提供していきます」としている。

あわせて、パイオニアの矢原史朗代表取締役兼社長執行役員からのコメントも発表されており、矢原氏は「この拠点を核として、当社の強みである『サウンド』に関する技術や知見を活かした最適な提案を、グローバル向けに行なえると確信しています」と述べている。

パイオニア株式会社 代表取締役 兼 社長執行役員 矢原史朗のコメント

このたび、ドイツに研究開発拠点を新設したことを大変嬉しく思っています。欧州の自動車メーカー様向けに、タイムリーに開発やサービスの提供を行える体制を構築できました。また、この拠点を核として、当社の強みである「サウンド」に関する技術や知見を活かした最適な提案を、グローバル向けに行なえると確信しています。