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アシダ音響、リケーブル/バランス接続対応ヘッドフォン「HA-SX12/HD」
2025年2月17日 15:36
アシダ音響は、音楽用ヘッドフォン「HA-ST12」を2月28日、「HA-SX12/HD」を3月21日に発売する。カラーは各オフホワイト、ブラックの2色。価格はHA-ST12が6,930円、HA-SX12/HDが14,850円。発売に先駆け、HA-ST12は2月17日より、HA-SX12/HDは3月上旬頃から予約受付を開始する。
2024年12月の「ポタフェス 2024 冬 秋葉原」で初展示されたヘッドフォン。スタンダードモデルのHA-ST12とハイグレードモデルのHA-SX12/HDという位置づけになっており、HA-SX12/HDはリケーブルにも対応する。
HA-ST12
40mm径ダイナミックドライバーを採用し、ハイコンプライアンスかつ軽量で、良好なtanδを有するエンジニアリングプラスチックフィルムを採用したダイヤフラムと、理論値1テスラの強力な磁気回路を搭載。低域から中高域までバランスよく輪郭のはっきりした音質を実現したという。
同社の特徴的な「飽きのこないレトロ・モダンデザイン」を採用したとし、柔らかい色合いと丸みのある形状と、ハウジング部の鏡面加工により、ポップさも表現したとのこと。
ケーブル長は約1.5m。プラグはL型で3.5mmステレオミニ。
再生周波数帯域は5Hz〜40kHz。インピーダンスは40Ω@1kHz。出力音圧レベルは99dB/mW@1kHz。重量は約185g。
HA-SX12/HD
HA-ST12のハイグレードモデル。強靭な繊維を持つ和紙の原料でもあるミツマタを混抄したギフトク製の振動板と、理論値1テスラの磁気回路を採用したフリーエッジドライバーを搭載。
フリーエッジドライバーは、振動板の周囲のエッジを別素材部品で支持する構造で、振動板とエッジのそれぞれに最適な物性を持たせることができ、さらに深みのある低域の再生が可能になるという。
内部配線と着脱可能なケーブルには、ひさご電材の高品質無酸素銅(OFC:Oxygen-Free Copper)ケーブルを採用。量感豊かな低音と自然な中高音、中音域による臨場感を実現した。
音質はHA-ST12と比較して、広帯域かつ鮮明で、さらに低域を低い方へ伸ばし、低音に深みを持たせ、ボーカルや中心楽器等の中高域の周波数帯についても、より際立ち空間的に近い距離で聞こえるよう中域を上げ、低域と中域による迫力と臨場感を高めたという。
付属ケーブルのプラグ部は、L型で3.5mmステレオミニ。ケーブル長は約1.5m。本体側の端子は3.5mm 4極を採用し、バランス接続にも対応する。
デザインはHA-ST12同様のレトロ・モダンデザインを採用。HA-SX12/HDはハウジング部をシボ加工で仕上げた。宮城県石巻市で製造されている。
再生周波数帯域は5Hz〜40kHz。インピーダンスは40Ω@1kHz。出力音圧レベルは99dB/mW@1kHz。重量は約185g。