三菱、超短焦点レンズ搭載の小型DLPデータプロジェクタ

-1.1mで60型投写が可能。重量約1.6kg


LVP-XD95ST

5月18日発売

標準価格:オープンプライス


 三菱電機株式会社は、小型筐体に超短焦点レンズを搭載したDLPデータプロジェクタ「LVP-XD95ST」を5月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。

 0.55型/1,024×768ドットのDMDを搭載するDLPプロジェクタ。外形寸法が190×205×76.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量約1.6kgの本体に超短焦点レンズを搭載し、60型の投写距離を従来モデル「LVP-XD95ST」の半分以下となる1.1mまで短縮している。

 輝度は2,200ルーメン、コントラスト比は2.000:1。TIのBrilliant Color技術により、色彩の精度と中間調の輝度を向上。6セグメントカラーホイールで色再現性を高めている。光源は200Wの高圧水銀ランプ。

 レンズは単焦点(F2.5/f=7.7mm)で、投写サイズは40~270型(投写距離0.7~5m)。本体の電源を入れるだけで動作する自動台形歪み補正機能も搭載する。

 入力端子はアナログRGB(D-Sub 15ピン/コンポーネント兼用)と、S映像、コンポジットが各1系統。RS-232Cのコントロール端子も備えている。なお、音声入力端子やスピーカーは搭載しない。消費電力は285W。



(2009年 5月 14日)

[AV Watch編集部 中林暁]