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JICO、カンチレバーに木材使ったレコード針「KOKUTAN 黒檀」。DJ SHARKコラボ
2025年4月7日 11:00
JICO 日本精機宝石工業は、カンチレバーに木材を使用したレコード針「MORITA~Wood Carving Cantilever~」シリーズの第4弾で、DJ SHARK氏とコラボレーションした「KOKUTAN 黒檀」を4月6日から2025年9月30日までの期間限定で発売する。44モデルカートリッジ対応針「KOKUTAN 黒檀」は31,680円、カートリッジとヘッドシェルも付属した「OMNIA KOKUTAN 黒檀」は50,160円。針にはシリアルナンバーが入る。
JICOが運営するレコード針専門店京都はなれ店と、JICOオンラインショップ限定販売となる。出荷開始時期は4月中旬以降。
DJ SHARK氏は京都を拠点に活動しているDJで、現在はJICOが運営するFeel Records京都はなれ店の番頭。MORITAシリーズのファンであるDJ SHARK氏は、現在DJプレイ時に「KUROGAKI 黒柿」を使用しており、約10年前にはJICOへ直接電話して「自分のモデルを作って欲しい」と直談判した経歴がある。
今回、Feel Records京都はなれ店開店1周年を記念してMORITAシリーズ「Professional DJ KOKUTAN 黒檀」が誕生。完成に至るまでに様々な木材を試しながらDJ SHARK氏が辿り着いた音が楽しめるという。
黒檀は、南アジアからアフリカに広く分布し、家具や弦楽器などに使用される代表的な銘木。黒を基調とし、木質は高密度で硬く耐久性に優れている。現在では世界的に流通量がとても少ないため、貴重な木材となっている。
90年初期からDJ、ターンテーブリストとして活躍し、96年Japan DMC Battleのウエストコーストチャンピオンに輝く。
Technicsのターンテーブル、ミキサーの開発に協力し、Technics初のHIPHOPDJミキサー『SH-1200』は、企画段階から参加し、今も世界中のDJ達に師事されている。(SH-1200のSHはSHARKにちなんだもの)