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「攻殻機動隊」新TVアニメ、タイトル決定。特報/ティザービジュアル第2弾

「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」ティザービジュアル第2弾
(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE

サイエンスSARUがアニメーション制作を担当する「攻殻機動隊」の新作TVアニメシリーズについて、正式タイトルやメインスタッフ情報などが発表された。タイトルは「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」で、監督はTVアニメ「ダンダダン」副監督などを務めたモコちゃん、シリーズ構成・脚本はSF小説家・円城塔が担当する。

2024年5月に原作連載35周年を記念して開催された公式音楽イベントのなかで発表された「攻殻機動隊」の新作TVシリーズ。放送は2026年予定。タイトルは士郎正宗による原作コミック第1巻と同じく「THE」を冠したものとなっている。

またキャラクターデザイン・総作画監督はTVアニメ「スプリガン」や「リトルウィッチアカデミア」などで知られる半田修平が担当する。

TVアニメーション『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』特報第2弾|2026年放送

あわせて、特報映像第2弾とティザービジュアル第2弾も公開された。特報映像は、本作の原画やコンテと思われる制作素材で構成されており、本作で描かれるドラマが垣間見える仕上がり。

ティザービジュアル第2弾は全身義体のサイボーグである主人公・草薙素子とAI搭載型思考戦車・フチコマが描かれたもので、キャラクターデザイン・総作画監督をつとめる半田による描き下ろし。士郎正宗による『攻殻機動隊』原作第1巻コミック表紙ラフ案のオマージュを感じさせるビジュアルとなっている。

そのほか、原作者・士郎正宗によるコメントも公開されている。

これらの新情報は、4月12日に開幕した「攻殻機動隊」原作者・士郎正宗による史上最大規模の原画展『士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~』の会期初日にあわせて発表されたもの。原画展の会場内では、会場限定の特報第2弾特別バージョンも上映中。

新作アニメ「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」に関する情報は、公式グローバルサイトや公式SNSなどで順次公開予定。今回の情報発表にあわせて、「攻殻機動隊」公式TikTokも開設されている。

原作者・士郎正宗コメント

アニメ作品に限って言うと、今回の『攻殻』は押井氏版、神山氏版、黄瀬氏版に次ぐ4番目の『攻殻』、或いは『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』と『イノセンス』を分け、『S.A.C.』シリーズを1期・2期・SSS、『ARISE』シリーズと『新劇場版』、『SAC_2045』シリーズを1期・2期に分ける企画としては10作目となる。制作関係者が替わった観点からだと第2世代型の1作目と捉えることも可能だろうか。元々の原作マンガが古い点はもう諦めてご容赦頂くとして(陳謝)、今回も良い映像作品となって何らかの形でお楽しみ頂ければ幸いかと思う。

(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」特報映像第2弾より
(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE