JVA、2009年5月のビデオソフト売上速報を発表

-セルDVDの落ち込みが影響して今年最低実績


7月7日発表

 社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は7日、2009年5月度のビデオソフト売上速報を発表した。

 ソフト全体の売上金額は、前年同月比75%の154億900万円で、2009年に入って最も低い実績となった。売上本数は、同68.4%の439万6千本/枚。

 DVDビデオ全体の売上額は前年同月比71.3%の143億5,500万円、数量は同65.6%の413万2千枚。内訳を見ると、販売用DVDの売上が同58.2%の79億1,800万円、数量は同55.8%の242万2,000枚と大幅な落ち込みを記録。これがビデオソフト全体の前年割れに影響したとしている。レンタル店用は売上が同100%の64億7,900万円。数量は同91.4%の177万6,000枚。

 BDビデオ(HD DVD含む)の売上金額は同259.5%の9億6,000万円で、2009年の中で最も低い実績となった。BDのビデオソフト全体に占める割合は6.2%。数量は同185%の20万枚で、ビデオソフト全体の4.6%。

 2009年5月度の新作DVDは、販売用が前年同月比73.5%の386枚、レンタルは同99.8%の452枚。BDビデオは同388.9%の70枚となっている。

【2009年5月度実績】

 金額
(百万円)
前年
同月比
数量
(千本・枚)
前年
同月比
DVDビデオ販売用7,91858.2%2,42255.8%
レンタル店用6,479100.0%1,77691.4%
業務用-42

-

-65-
DVDビデオ計14,35571.3%4,13265.6%
カセット1445.2%351.8%
BDビデオ
(HD DVD含む)
960259.5%200185.0%
UMD80470.6%61500.8%
15,40975.0%4,39668.4%


(2009年 7月 7日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]