WILLER TRAVEL、座席にVOD映画を備えた高速バスを運行

-音楽やゲームも楽しめる。東京-名古屋:片道3,600円


座席の背後にディスプレイを装備。コントローラーも用意している

2月1日運行開始

 高速ツアーバスを運行しているWILLER TRAVELは、バスの座席にディスプレイを備え、利用者が好きな映画などを観賞できる新シート「シアター」を開発。2月1日から「東京-名古屋」、「東京-仙台」、「大阪-名古屋」の3路線、いずれも昼行便として運行を開始する。

 料金は大阪~名古屋が片道2,500円~、東京~名古屋が片道3,600円~、東京~仙台が片道3,600円~。今後も他の昼行便に順次導入していくという。

 搭載しているシステムは、PCのマザーボードなどで知られる台湾MSIの子会社、FUNTROのもの。映画は「マンマ・ミーア!」、「マダガスカル2」、「ハムナプトラ3」、「アドレナリンダイエットVOL..1」の4作品を用意し、好きな作品が再生可能。3カ月毎に更新され、最終的に需要に合せた16種類をラインナップするという。

 それ以外にも音楽コンテンツを用意。ミュージックバードと協力した、オリジナル音楽番組「WILLER TRAVEL Presents Music on Highway」を制作しており、パーソナリティはお笑い芸人のWエンジンが担当。エイベックスグループのヒット曲などを紹介するという内容で、約3カ月毎にお笑い芸人が交代する予定。

 座席にはコントローラーを備え、FUNTOROが提携するSEGAのゲーム、15種類をプレイする事も可能。

 シートは最大121度にリクライニング可能で、横幅48cm。フットレストやアームレストも備ている。また、読書灯も利用可能。ヘッドフォンやブランケットの無料貸出サービスも用意している。


(2010年 1月 12日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]