三菱化学メディア、シンガポールにBD製造ラインを増設

-合計月産130万枚体制に。BD-R LTHなど


シンガポール工場 Mitsubishi Chemical Infonics

4月22日発表


 三菱化学メディアは、Blu-ray Disc記録メディアの市場拡大に対応するため、自社工場であるシンガポール「Mitsubishi Chemical Infonics(MCI)」にBDの製造ラインを新規導入し、生産能力を月130万枚まで増強する。

 新規導入の製造装置は、BD-R DL(50GB)と、BD-R LTH TYPE(25GB)の2ライン。BD-R DLについては5月初旬に生産開始し、下旬に出荷を開始。今回の新設で月産30万枚を計画しており、さらなる増設についても検討しているという。

 BD-R LTH TYPEについては、すでに稼働開始しており、4月下旬に出荷を開始する。既存ラインで月産40万枚体制としていたが、今回、4倍速と6倍速などの高速記録対応品を中心に月産100万台体制とした。これらの強化により、BD月産130万枚体制を構築した。


(2010年 4月 26日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]