JVA、2010年7月のビデオソフト売上速報を発表

　日本映像ソフト協会(JVA)は7日、2010年7月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比110.8%の244億6,000万円で前年同月を上回った。売上本数は同108.0%の872万9,000枚。

　BDビデオ全体の売上金額は前年同月比255.5%の44億700万円で、前月を上回り単月で最高となった。BDビデオのビデオソフト全体における金額構成比は18.0%。数量は同255.8%の133万9,000枚で、数量の構成比は15.3%。なお、Blu-rayとDVDのコンボ作品については、BDにカウントされている。

　BDソフトの内訳は、販売用の売上額が前年同月比276.6%の41億200万円、数量は同259.2%の99万2,000枚。レンタル店用は売上額が同125.2%の3億300万円、数量が同246.4%の34万7,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比98.7%の200億3,900万円。数量は同98.1%の738万1,000枚。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDの売上額が前年同月比91.7%の112億9,400万円、数量は94.2%の425万4,000枚。レンタル店用は売上額が同110.7%の86億200万円、数量は同106.2%の305万9,000枚。

　2010年7月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比186.7%の183タイトル、レンタルは同170.7%の70タイトル。新作DVDは販売用が同61.9%の455タイトル、レンタルは同91.4%の554タイトルとなっている。

　DVDとBDを加算し、販売用とレンタル店用を見ると、販売用が153億9,600万円で前年同月比111.5%と伸長した。「販売用」全体におけるBDの割合は26.6%。