東芝、中国での液晶TV/PCの販売台数1,000万台を目指す

-北京でUSB録画のREGZAや、グラスレス3D PCなど発表


 東芝は14日、液晶テレビやパソコンなどの中国市場向けデジタルプロダクツの新製品発表会を北京で開催。このなかで、2013年度に中国市場での液晶テレビ/ノートPCの合計販売台数1,000万台を目指すとした。

 液晶テレビ新製品としては、USBメモリ内の動画再生機能やUSB経由で外部ストレージに録画できる機能を持つ3D対応「REGZA WD100Cシリーズ」など6機種14モデルを発表。また、中国市場初のグラスレス3Dパソコン「Qosmio F750」も発表した。会場には、広告キャラクターを務める女優の姚晨(Yao Chen)と、俳優の黄暁明(Huang Xiao Ming)も登場した。

 東芝は、2010年10月に中国の家電メーカーTCL集団と販売合弁会社「東芝ビジュアルプロダクツ(中国)社」を設立。強い需要があるという高音質化を実現した液晶テレビ「REGZA 55X1000C」など、中国市場に密着した商品を展開している。

 今後も、沿岸部に加え内陸都市での販売網拡大を目指し、東芝製品を取扱う量販店や一般店を、現在の約3,500店舗から2013年度に15,000店舗へ拡大するなど、中国市場での事業を積極的に推進するという。



(2011年 7月 14日)

[AV Watch編集部 中林暁]