RIAJ、2011年11月のレコード生産実績を発表

-シングルCDは増加傾向続く、全体では減少


 日本レコード協会(RIAJ)は22日、2011年11月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比94%の2,560万4,000枚・巻、金額が同93%の276億4,000万円だった。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比120%の546万6,000枚、12cm CDアルバムは同77%の1,381万8,000枚、アナログディスクが18,000枚(同148%)、カセットテープは14万2,000巻(同78%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比151%の9万1,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比128%の578万6,000枚。

【2011年11月のレコード生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計5,46628%120%4,379
21%128%
12㎝ CDアルバム計13,818
71%77%16,558
78%82%
アナログディスク計18
0%148%23
0%122%
カセットテープ計142
1%78%136
1%94%
その他91
0%151%130
1%155%
合計19,535
100%86%21,226
100%89%

【2011年11月の音楽ビデオ生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD5,786
95%128%5,605
87%96%
テープ・その他283
5%894%809
13%722%
合計6,069
100%133%6,414
100%107%


(2011年 12月 22日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]