110度CSの認定は、12事業者14チャンネルに

-GAORAやMTVなどHD 10ch、SD 4ch


 総務省は10日、110度CSデジタル放送に関して、放送事業者などから受け付けていた認定申請の結果を発表。GAORAやアサヒニュースター、テレ朝チャンネルなど、HD放送で8者10チャンネル、SD放送で4者4チャンネルについて、「電波監理審議会に諮問し、認定するのが適当とする旨の答申を受けた」という。総務省ではこの答申を踏まえ、認定する予定。110度CS放送は12事業者、14チャンネル構成となる。

チャンネル名など使用スロット申請者名
HDTV 10チャンネル(8者)
GAORA16GAORA
朝日ニュースター16シーエス・ワンテン
MTV16
テレ朝チャンネル16
TBSチャンネル HD16シー・ティ・ビー・エス
Super! drama TV HD16スーパーネットワーク
スカイ・A sports+16スカイ・エー
時代劇専門チャンネル16日本映画衛星放送
ファミリー劇場HD16ファミリー劇場
MUSIC ON! TV16ミュージック・オン・ティーヴィ
SDTV 4チャンネル(4者)
囲碁・将棋チャンネル3.2囲碁将棋チャンネル
衛星劇場6衛星劇場
東映チャンネル6東映衛星放送
ディズニージュニア(仮称)6ブロードキャスト・サテライト・ディズニー

 この認定申請は、2011年8月19日~同年9月30日まで受付られ、32者59番組の申請があった。その内、放送法など各規定に適合すると認められたのは29者54番組。それでも周波数が不足するため、比較審査が実施され、12事業者/14チャンネルに絞られた。

 2011年10月から、新規参入者も含めた新しいBSデジタル放送がスタート。その中には110度CSからBSへ移動した事業者もあり、生まれた空きスロットを含めて再編されるもの。


(2012年 2月 10日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]