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光城精工、仮想アース搭載車載電源フィルターに限定モデル。バスケコート4面以上の導体表面積
2025年5月9日 09:00
光城精工は、仮想アースを搭載したカーオーディオ用電源フィルター「Nve-05」の限定モデルとして、電気二重層コンデンサの追加などにより音質改善パフォーマンスを大幅に高めたという「Nve-05 Jtune」を30台限定で、5月9日に発売した。価格は74,000円(税別)。
Nve-05の基本構成はそのままに、新規採用となる電気二重層コンデンサを2基追加。有効断面積はNve-05の900倍となる20,000,000cm2で、バスケットコート4面分以上という導体表面積を確保した。
また入出力端子台には、大容量パワーアンプにも対応する最大定格100Aのものを採用。各端子やネジには金メッキを施して信頼性を高めている。端子台ネジはM5サイズで、接続ケーブルはAWG#4推奨とのこと。
限定モデルとなるJtuneでは、オリジナルのNve-05のデザインを踏襲しつつ「Jtune」モデルをの象徴であるホログラムステッカーを配置。電源入出力の方向視認性を高めるために、電気の流れをイメージした「▲INPUT」「▼OUTPUT」マークがペイントされるほか、仮想アース増設用の端子には大地をイメージしたというマークも併記される。
音質に与える効果としては「カーオーディオ用仮想アースとして、弊社では最高の導体表面積を誇るモデルとなった。オリジナルのNve-05もさることながら、このサイズからは想像を絶する広大なものとなっている。その恩恵は自社オリジナルのフィルタ特性と相まって、音質改善効果に大きく貢献するものとなった」とのこと。
また「仮想アース特有のS/N改善効果がもたらす音場の見通しや立体的空間表現は勿論のこと、楽器やボーカルの質感までもが『それっぽさ』を感じさせ、ステレオ再生を通じてステージやホール演奏、録音現場の雰囲気、空気感、実在感を疑似体験できものにしてくれるだろう」としている。
入出力電圧はDC12V、入出力電流は100A(peak)。カットオフ周波数は100kHz、利得は-60dB。端子を含めた外形寸法は81×159×40mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約545g。