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JVCケンウッド、低音を強化したBluetoothヘッドセット
「ACTIVE BASS」搭載。イヤフォンを3種類から選択
(2013/6/6 13:42)
JVCケンウッドは、重低音再生にこだわったBluetoothヘッドセット3モデルを6月下旬より発売する。Bluetoothレシーバーとイヤフォン部をセットにし、メタルエンクロージャ/マイクロHDユニット採用の「HA-FBT80」、独自の低音構造を採用した「HA-FBT60」、音漏れを低減したエントリー機「HA-FBT30」をラインナップする。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格はHX-FBT80が12,000円前後、HA-FBT60が1万円前後、HA-FBT30が7,000円前後。
3モデルの違いはイヤフォン部。HA-FTB80は、HA-FXD80をベースにしており、カーボンナノチューブ振動板採用の「マイクロHDユニット」と「ダイレクトトップマウント構造」により迫力ある高解像度サウンドと高い遮音性を実現したという。メタルエンクロージャーにブラスリングを内蔵した「デュアルシリンダー構造」により、不要な振動を抑えている。再生周波数帯域は8Hz~25kHz。
HA-FBT60は、ストリート系カナル型イヤフォンHA-FX3Xをベースとし、カーボン振動板採用の10mmのネオジウムドライバーユニットとメタルボディを採用。独自の音響構造「エクストリームディープ」バスポートを採用し、パワフルかつクリアでキレのある重低音再生を実現するという。再生周波数帯域は5Hz~25kHz。
HA-FBT30のイヤフォン部は、HA-FX31がベースモデル。音漏れを低減し、高い遮音性を実現する2重構造ボディのヘッドホンを採用。インナーボディには制振素材を採用し、音筒内の不要な振動を抑えている。再生周波数帯域は8Hz~23kHz。ブルー(-A)、ブラック(-B)、レッド(-R)、ホワイト(-W)の4色が用意される。
いずれもケーブル長は0.6mで、シリコンイヤーピース(S/M/L各2個)が付属する。
Bluetoothレシーバーは3モデル共通で、Bluetooth接続時に不足しがちな低音域を増強する「ACTIVE BASS」回路を搭載。重低音再生を可能にする。Bluetooth Ver.3.0+EDRに準拠し、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応。8台まで登録可能で、音楽再生機器と通話機器を1台づつ登録できるマルチポイント接続に対応する。コーデックはSBCとAACに対応。SCMS-T方式のコンテンツ保護に対応し、ワンセグ放送も伝送できる。
レシーバ部には、マイクを内蔵するほか、再生/停止やスキップなどの音楽操作、通話音声機能を操作できるマルチファンクションボタンを搭載。通話時のノイズを低減するHD Voiceも備えている。出力は3.5mmのステレオミニで、付属のイヤフォンを接続する。リチウムポリマー充電池を内蔵し、約10時間の再生が可能。外形寸法は6.1×2.2×1.5cm(縦×横×厚み)、重量は約16g。充電用のUSBケーブルが付属する。