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HiBy、「フラグシップレベルの音楽ディテールを再現」するポータブルプレーヤー

「R6Pro MAX」(Blue)

ミックスウェーブは、HiByのポータブルオーディオプレーヤーで、DACチップに「ES9039MS Pro」を2基採用した「R6Pro MAX」と、「CS43198」を4基採用した「R6 III 2025」の2機種を、5月23日に発売する。いずれも価格はオープン、市場想定価格はR6Pro MAXが199,300円前後、R6 III 2025が89,800円前後。

カラー展開はR6Pro MAXがBlueとBlack、R6 III 2025がSilverとBlack。

R6Pro MAX

ESS製のDACチップ「ES9039MS Pro」をデュアルで搭載したモデル。このDACチップの性能を最大限に引き出すべく、OPA1612をp使った8way独立のI/V変換も実装し、最適化された回路設計により「フラグシップレベルの音楽のディテール再現を実現する」という。厳選したOPA1612×4基とELNA電解コンデンサ×4基を組み合わせ、細部までアナログらしい温かみのあるオーディオ回路設計を徹底したとのこと。

対応フォーマットは最大768kHz/32bitまでのPCMと、DSD 1024。MQAの16倍展開もサポートする。

アナログ出力はPhone出力、Line出力ともに3.5mmアンバランスと4.4mmバランスを搭載。デジタル出力としてUSB Type-C、同軸出力も備えた。4.4mmの高ゲインでもTHDは0.0003%を実現。最高出力697mWも実現している。

Bluetooth 5.0にも準拠し、コーデックはSBC、AAC、LDAC、UATに加え、送信のみaptX、aptX HDをサポートする。

電源設計は、30年以上の経験を持つ技術者が担当。高磁束、低抵抗、複数セットの高定格インダクタによるシールドで構成されており、DAC、I/V、LPF、出力をそれぞれ個別の電源で分離することで、干渉を最小限に抑えている。

内蔵バッテリーは8,200mAhで、再生時間は3.5mm接続時で約10時間、4.4mmバランス接続時で約9時間。PD3.0の40W急速充電をサポートし、約3時間で満充電できる。

超低位相ノイズとジッターのために、45.1584MHzと49.152MHzのフェムト秒精密水晶発振器を搭載した。

SoCはQualcomm製「Snapdragon 665 (8-core 1.8GHz Kryo 260)」で、OSはAndroid 12ベースのHiBy OS。同OSは音楽再生のために根本から最適化されているため、AndroidのSRCを各システムでバイパスする。

メモリ容量は6GB、ストレージ容量は128GB。最大2TBのmicroSDカードも利用できる。

本体には解像度2,160×1,080ドット、5.9型の大型ディスプレイを搭載。フロントガラスはCorning製Gorilla Glassで、対指紋性撥油コーティングが施されている。ボディは、「製品創造コンセプト」をバックパネルデザインに結合したという、未来的な抽象絵画を思わせるデザイン。背面パネルはアルミの波が金色の背景に跳ねているような仕上げとなっている。

外形寸法は147.45×75.2×21.8mm(縦×横×厚み)、重さは425g。PUレザーケースやUSBケーブル、スクリーンカバーフィルムなどが付属する。

R6 III 2025

「R6 III 2025」(Black)

シーラスロジックのフラッグシップDACチップ「CS43198」を4基搭載したモデル。8chモノブロック出力で「最高のオーディオ品質を実現する」という。

対応フォーマットは最大768kHz/32bitまでのPCMと、DSD 512。MQAの16倍展開もサポートする。

Class A/ABアンプ切り替え機能を搭載し、Class Aアンプでは2基のOPA1652オペアンプと16基のハンド マッチング トランジスタ、3期のELNAオーディオグレードコンデンサを使うことで音質を向上。つねにフルパワー出力を行ない、ハイインピーダンスのヘッドフォンやイヤフォンの駆動品質を高めて、より忠実なサウンドを楽しめる。

Class ABアンプ時では高効率出力を行ない、音質とバッテリー駆動時間のバランスをとった動作を行なう。

アナログ出力はPhone出力、Line出力ともに3.5mmアンバランスと4.4mmバランスを搭載。デジタル出力としてUSB Type-C、同軸出力も備えた。Bluetooth 5.0にも準拠し、コーデックはSBC、AAC、LDAC、UATに加え、送信のみaptX、aptX HDをサポートする。

4,500mAhのバッテリーを内蔵し、Class ABアンプ使用&3.5mm接続時で最長13時間の連続再生が可能。Class Aアンプ使用&4.4mmバランス接続時は最大9時間。

45.158MHzと49.152MHzそれぞれのオーディオソースの専用クロック用の水晶発振器を搭載。

SoCは「Snapdragon 665 (8-core 1.8GHz Kryo 260)」で、OSはAndroid 12ベースのHiBy OS。メモリ容量は4GB、ストレージ容量は64GB。最大2TBのmicroSDカードを利用できる。

解像度1,280×720ドット/720pの5型ディスプレイを搭載。フロントガラスには対指紋性撥油コーティングが施されている。

外形寸法は129.4×73.1×15.6mm(縦×横×厚み)、重さは250g。クリアケースやUSBケーブルなどが付属する。

「R6 III 2025」(Silver)