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新機能「Qobuz Connect」発表。デノンやマランツのHEOS対応機でQobuz再生可能に

ハイレゾ音楽のストリーミング&ダウンロード配信のQobuz(コバズ)は15日、新機能「Qobuz Connect」を発表した。Qobuzアプリを使い、同じネットワークに接続している対応デバイス(スピーカー、アンプ、ストリーマーなど)から音楽を再生させる機能で、他のアプリやBluetoothなどを使わずに、高音質で再生できるのが特徴。

iOS、Android、Windows、MacOSすべてのアプリで利用可能。15日に編集部がWindows用アプリを確認したところ、Windows用のQobuzアプリがバージョン「8.0.0」に更新されており、更新内容に「Initial release of Qobuz Connect(Qobuz Connectの初期リリース)」と記載されている。

Windows用のQobuzアプリがバージョン「8.0.0」に更新され、更新内容に「Initial release of Qobuz Connect(Qobuz Connectの初期リリース)」と記載されている

そして、Windows用Qobuzアプリから、これまでQobuzに対応していなかった、HEOS対応のデノン・ネットワークプレーヤー「DNP-2000NE」が見えるようになっており、再生する機器としてDNP-2000NEを選択。楽曲を選ぶと、DNP-2000NEからQobuzの音楽が再生された。

Windows用のQobuzアプリの出力先としてDNP-2000NEが選択できるようになった
実際にDNP-2000NEからQobuzの楽曲を再生しているところ

さらに、AndroidスマホのQobuzアプリの更新内容にも「Qobuz Connectのローンチ」と記載されており、試してみると、Windowsと同様に、Androidアプリの出力先にもDNP-2000NEが表示されるようになっており、スマホからの再生操作が可能になっていた。

Qobuzのスマホアプリからの操作でも、DNP-2000NEからの再生が可能になった

Qobuz Connectは、専用のQobuzプロトコルを使用して対応デバイスをリモートコントロールし、最適な音質(ビットパーフェクト、プロトコル制限なし)を実現するという。また、Qobuzアプリ間でキューを共有することで、途切れることのないシームレスな再生を実現。モバイルアプリからデスクトップアプリをコントロールすることも可能だという。

公式サイトでは「すでに約60のHi-Fiブランドで利用できる」としており、対応ブランドリストも掲載。この中に、デノンやマランツとHEOS、JBL、Arcam、Atoll、Dynaudio、TEACなどの名前も含まれている、

対応ブランドリスト

Aavik, Arcam, Atoll Electronique, Audiolab, Auralic, Aurender, Autonomic Controls, AVM Audio, Axxess, Ayon Audio, B Audio, Burmester, Cary Audio, CH Precision, Convers Digital, Dan D'Agostino, dCS, Denon, Dynaudio, ElectroCompaniet, Esoteric, Eversolo, Focal, Gold Note, Hegel, Heos, HiFi Rose, Inklang, Innuos, JBL Premium Audio, Kalista, Libre Wireless Technologies, Lindemann, Lumin, Luxman, Lyngdorf Audio, Marantz, MBL Akustikgeräte, McIntosh, Metronome, Moon, Nagra, Naim Audio, Octavio, PS Audio, Rotel, Ruark Audio, Shanling, Silent Angel, SOtM, StreamUnlimited, T+A, Teac, Volumio, Wadax, Wattson Audio, WiiM.