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FIIO、ハイコスパDAP「JM21」に新色Black。約32890円

JM21 Black

エミライは、FIIO Electronicsのポータブルプレーヤー「JM21」の新色Blackを5月23日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は32,890円前後。あわせて専用ケースのBlackも同日発売する。価格はオープンで市場想定価格は2,420円前後。

6nmプロセス製造技術と8コア「Kryo 265」アーキテクチャを採用した「Snapdragon 680」を搭載したポータブルプレーヤー。わずか13mmの薄型ボディながら、高駆動力の電源回路と出力セクションを内蔵。バランス出力時で最大700mWという高出力を実現している。

専用ケース

低音域、中音域、高音域の3段階のゲイン設定が可能。それぞれに個別の音量カーブを採用しており、様々なインピーダンスのイヤフォン/ヘッドフォンに対して最適な音量カーブ設定が行なえる。ヘッドフォンアンプとの組み合わせも想定した設計となっている。

デュアル構成のシーラスロジック製フラッグシップDAC「CS43198」と組み合わせたSGマイクロ製「SGM8262」アンプによるフルバランス・オーディオ構成を採用。

またデジタル回路とアナログ回路で電源を完全に独立化。DAC、電圧、電流増幅の3段階で電源を供給。加えて、4チャンネルのヘッドフォンアンプには4つの独立した高精度なLDOレギュレーターを搭載することで低ノイズを実現している。

Android 13をベースとしたカスタムOSにより、滑らかで直感的な操作を実現。主要な音楽ストリーミングアプリのインストールにも対応する。なおエミライでは、Android 13のメモリ使用量を考慮し、最適な性能を維持するため、音楽再生アプリでの再生を推奨している。

メモリは3GB RAM。内蔵のストレージメモリーは32GBで、最大2TBまで対応のmicroSDスロットを備える。

Bluetooth 5.0による送受信機能を搭載。送信はSBC/AAC/aptX/aptX HD/LDHC/LDAC、受信はSBC/AAC/LDACコーデックをサポートする。

MacOSやWindowsシステムと接続して高品位なサウンドが楽しめるUSB DAC機能を搭載。最大384kHz/32bitまでの高解像度再生に対応。

インターフェースは4.4mm/3.5mmヘッドフォン出力、ライン出力に加え、SPDIF、USBのデジタル出力も装備。外部DACへの接続やデジタルオーディオ伝送など、用途に合わせた接続を選ぶことができる。

連続再生時間はシングルエンドで最大12.5時間、バランスで最大9.5時間。充電時間は約2時間。またPC接続や自宅等でUSB充電したまま使用する際、内蔵バッテリーではなく本体へ直接給電できる「充電停止モード」を搭載。バッテリーへの過充電などの負担を軽減できる。

アルミニウム合金とプラスチックを組み合わせたボディで、指先で滑らかに操作できる薄型デザインを追求。ディスプレイは、4.7インチで解像度750×1,334ピクセル。

外形寸法は約68×120×13mm(横×縦×厚み)で、クリアケースを除く重量は約156g。PET保護シート(貼り付け済)、クリアケース(装着済)、USB Type-C to Aケーブルなどを付属する。