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クリエイティブ、BT/NFC/USB/NC対応ヘッドセット
「Sound Blaster EVO」。SB-Axx1内蔵。約1万円から
(2013/7/3 14:02)
クリエイティブメディアは、Sound Blasterシリーズの技術を投入したというヘッドセット「Sound Blaster EVO」シリーズ4機種を8月上旬より順次発売する。BluetoothやUSBなど、様々な接続に対応しているのが特徴。価格は全てオープンプライスで、アクティブノイズキャンセリング(NC)機能も備えた上位モデル「Sound Blaster EVO ZxR」の直販価格は29,800円。Bluetooth非対応のエントリーモデル「Sound Blaster EVO」は直販10,800円。各モデルの仕様と価格は以下の通り。なお、「EVO ZxR」のみ販売店限定モデルとなる。
モデル名 | Sound Blaster EVO ZxR | Sound Blaster EVO Zx | Sound Blaster EVO Wireless | Sound Blaster EVO |
発売時期 | 発売予定 | |||
直販価格 | 29,800円 | 22,800円 | 17,800円 | 10,800円 |
Bluetooth | ||||
NFC | ||||
USB | ||||
NC | ||||
マイク | デュアルアレイマイク | NCコンデンサマイク | ||
ユニット | 50mm径 | |||
インピーダンス | 32Ω | |||
出力音圧レベル |
4機種に共通する特徴は、PC用オーディオ機器「SoundBlasterシリーズ」の技術を投入したこと。さらに、上位モデルの2機種「EVO ZxR」と「EVO Zx」には、クリエイティブ独自のマルチコアオーディオプロセッサ「SB-Axx1」も搭載している。
この2機種向けには、iOS、Android向けの専用アプリ「Sound Blaster Central」を用意。このアプリを使い、バーチャルサラウンドや低音強化、セリフの強化などが可能な「SBX Pro Studio」と、ボイスチェンジやマイクノイズの低減を行なう「CrystalVoice」の設定をカスタマイズできる。
「EVO ZxR」、「EVO Zx」、「EVO Wireless」の3機種は、Bluetooth接続に対応。Bluetooth 2.1 + EDRに準拠し、プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFPに対応。SCMS-Tもサポートする。コーデックはSBC、aptX、AACに対応する。バッテリの持続時間は最大8時間。
なお、Bluetooth対応モデルはNFCもサポート。対応するスマートフォン/タブレットなどと、ワンタッチでペアリングできる。Bluetoothのマルチポイント対応で、2台までの機器と接続可能。マルチペアリングにも対応し、最大8台までのBluetooth機器を記憶できる。
最上位のEVO ZxRには、アクティブノイズキャンセリング機能も搭載。騒音を低減して音楽や通話に集中できるほか、外部の音をスルーで耳に届け、ヘッドセットを外さずに周囲の音を確認できるトークスルー機能も備えている。
搭載ユニットは、ZxRのみ50mm径、その他のモデルは40mm径ユニットとなる。
全モデル、パソコン/MacとのUSB接続に対応。「Sound Blaster EVO コントロールパネル」をインストールすれば、バーチャルサラウンドの「SBX Pro Studio」や「CrystalVoice」の機能が利用できる。ただし、Sound Blaster EVO WirelessとEVOで「CrystalVoice」を利用する場合は、FX機能、ノイズリダクション機能のみとなる。
アナログ接続も、全モデルが対応。4極プラグの接続をサポートするほか、最上位のZxRは、ステレオミニ&マイク接続、航空機用プラグへの接続もサポートする。なお、Bluetooth対応モデルは、バッテリが無くなった場合でも、有線接続のヘッドフォンとして音を出す事ができる。
マイクも全モデルが搭載しているが、EVO ZxRとEVO Zxには、デュアルアレイマイクを採用。CrystalVoice機能やエコーキャンセル機能などを組み合わせ、高品位な音声通話やボイスチャットができるという。
重量は、EVO ZxRが約340g、EVO Zxが約287g、EVO Wirelessが約249g、EVOが約241g。