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オーエス、コントラスト比1万:1/重さ1.5kgのOptoma製DLPプロジェクタ

W304M/X304M(外観は共通)

 オーエスは、Optoma製のDLPプロジェクタ2モデルを8月19日より発売する。パネル解像度1,280×800ドットの「W304M」と、1,024×768ドットの「X304M」を用意し、価格はオープンプライス。想定価格は「W304M」が108,150円前後、「X304M」が94,500円前後。

 主にビジネスや文教などの利用を想定した小型DLPプロジェクタ。重量1.5kgで、3,100ルーメン(W304)/3,000ルーメン(X304M)の高輝度と、従来機(EP1691i/EP7155i)に比べ4倍となるコントラスト比1万:1を実現している。さらに、DLP Link方式の3D表示にも対応。別売の3Dメガネ「ZD30」(実売15,000円~16,000円前後)を使って、3D再生対応Blu-ray Discプレーヤーなどからの映像を立体視できる。中間色の再現性を向上させるBrilliant Color技術も搭載する。

 DMDパネルはW304Mが0.65型/1,280×800ドット/16:10、X304Mが0.55型/1,024×768ドット/4:3。両機種ともレンズは1.15倍のマニュアルズーム/マニュアルフォーカスで、F値はF2.55~2.72、焦点距離はf21.3~24.5mm。投写距離/画面サイズは、W304が1.5~10m(40~303型)、X304Mが1.2~12m(34~300型)。±20度(垂直)のキーストン補正にも対応する。光源は220Wランプで、ランプ寿命は従来比2倍という4,000時間(ブライトモード時)。

 入力端子はHDMIとアナログRGB(コンポーネント兼用/D-Sub 15ピン)、コンポジットを装備。アナログ音声入出力(ステレオミニ)も各1系統備える。騒音は33dB(ノーマルモード)。消費電力は300W(待機時0.5W)。外形寸法と重量も共通で、218×179×78mm(幅×奥行き×高さ)、1.5kg。天吊りにも対応する。リモコンや携帯用ケースなどが付属する。

別売の3Dメガネ「ZD30」
背面の端子部

(中林暁)