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PS3の全世界累計売上8,000万台突破。発売開始から約7年

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は6日、PlayStation 3(PS3)の全世界累計販売台数が11月2日時点で8,000万台を突破したと発表した。2006年11月のPS3日本国内発売から約7年経過した現在でも、PS3プラットホームの普及拡大は進行しているという。

初代PS3(CECHA00)
2012年9月発売の新PS3(CECH-4000)

 PS3は、発売当初から高精細/高画質なエンタテインメントを実現するとともに、継続的なシステムソフトウェアのバージョンアップも実施。PS1/PS2規格のソフトウェアや、DVDのアップコンバート出力、DLNAクライアント機能、3D立体視ゲーム対応などを追加し、進化してきた。また、PS3専用タイトルも4,332本に達し、今後も300本以上のタイトルが発売予定としている。

 また、PS3の発売と同時の2006年11月からスタートしたネットワークサービス・PSNは、現在59の国・地域で提供しており、累計登録アカウント数は1億5,000万を突破。欧州と北米では2012年10月、日本では2013年1月にPS3向けのPlayStation Store(PS Store)をリニューアルし、ユーザーインターフェイスや検索機能を刷新。PS Storeでは10月31日時点で、世界累計約72,000のゲームコンテンツを含む、222,000種類以上のコンテンツを揃えているという。

東京ゲームショウ 2013で展示されたPS4

 PSN上で加入者限定の特典が受けられる有料のメンバーシップサービス「PlayStation Plus」も展開。追加料金を払わずに対象となるゲームがプレイできるサービスなどを日本でも実施している。

 SCEでは、北米で11月15日、欧州と南米で11月29日、日本では2014年2月22日にPlayStation 4(PS4)を発売予定。「PS4とともに、プレイステーションならではのコンピュータエンタテインメントの世界の創造を強力に推進していく」という。

(臼田勤哉)