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シャープ、10.1型IGZO液晶で15.5時間駆動のWindowsタブレット「Mebius Pad」

Mebius Pad

 シャープは、10.1型のIGZO液晶ディスプレイを搭載し、OSにWindows 8.1を採用したタブレット端末「Mebius Pad」2モデルを2014年1月31日に発売する。Windows 8.1 Proを採用した「TA-H10L-B」と、Windows 8.1を採用し、Microsoft Office Home & Business 2013もプリインストールした「TA-S10L-B」を用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はどちらも13万円前後。法人市場や個人のビジネス利用を想定したモデルとなる。

 今年の9月30日に概要が発表されたモデルで、その際は2014年1月以降に発売予定としていた。今回、発売日や詳細な仕様が明らかになった。

 ディスプレイは10.1型のIGZO液晶で、解像度は2,560×1,600ドット。静電容量式のタッチタイプ。IGZO液晶により、ディスプレイの消費電力を低減。外形寸法約265×171×9.5(縦×横×厚さ)と薄型ながら、約15.5時間の駆動を実現した。充電所要時間は約5時間。重量は595g。

CEATEC 2013で参考展示されたもの

 メモリは4GB、CPUは4コアのAtomプロセッサ「Z3770」(動作周波数1.46GHz/最大2.40GHz)。ストレージメモリは約64GB。microSDカードスロットも装備する。ペン先の細いタッチペンが付属。IPX5/7等級の防水、IP5X等級の防塵性能も備えている。

 通信機能はIEEE 802.11a/b/g/nに加え、LTEにも対応。NTTドコモのXi、FOMA、MVNOに対応。SIMカードは付属しない。Bluetooth 4.0+HSにも対応。NFCにも対応する。センサーはGPS、加速度、ジャイロ、方位、照度、近接センサーを備えている。

 ステレオスピーカーを内蔵。モノラルマイクも搭載。マイク端子兼用のステレオミニヘッドフォン出力も1系統装備。充電用クレードルを付属するほか、USBやHDMI、Ethernet端子を追加できる拡張クレードル「TA-CR02」もオプションで用意する。

(山崎健太郎)