OTOTOY、楽曲配信にFLAC/Apple Losslessを追加。ハイレゾALACもダウンロード可能

購入画面でALAC/FLAC/WAVから選択

　音楽配信サービスのOTOTOYは、3月30日より新たにFLACとApple Lossless Audio Codec(ALAC)形式での配信を開始した。

　従来はDSD/WAV/MP3形式のみだったが、新たにFLAC/ALACも追加。これに伴い、WAVで配信していたタイトルを全てWAV/FLAC/ALACの3つのフォーマットから1つ選べるようになった。なお、DSD/MP3形式の楽曲は引き続き同形式での配信となる。

　購入時にユーザーがFLAC/ALACを選択すると、OTOTOYのサーバーで元のWAVからFLAC/ALACに変換された楽曲ファイルがダウンロードされる。このため、配信楽曲のサンプリング周波数/量子化ビット数は元のWAVと同じ。例えば24bitのALACなども購入できる。

　FLAC(Free Lossless Audio Codec)は、可逆圧縮音声ファイルフォーマットのひとつで、不可逆圧縮のMP3などとは異なり、音声情報を損なわずにファイルサイズを圧縮可能。ALACも可逆圧縮方式で、ジャケットなどのメタデータをiTunesのライブラリにも反映できる。