ニュース
ソニー、Bluetooth+重低音ブースター搭載ヘッドフォン
EXTRABASS上位機「MDR-XB950BT」。有線型は1万円弱
(2014/9/9 13:20)
ソニーは、重低音再生にこだわった「EXTRABASS」ヘッドフォンの上位モデルとして、Bluetoothと“エレクトロベースブースター”を搭載した「MDR-XB950BT」と、そのベースモデルとなる有線接続の「MDR-XB950」を10月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はXB950BTが17,000円前後、XB950が9,500円前後。
ハウジング部に備えたダクトや専用振動板、イヤーパッドなどで、低域再生を強化した「EXTRABASS」の上位シリーズ。MDR-XB950BTはBluetooth対応のほか、内蔵アンプでさらに低域を強調する「エレクトロベースブースター」を装備している。
カラーはMDR-XB950/XB950BTのいずれもブラックとグレーの2色。なお、EXTRABASSのエントリーモデル「MDR-XB450/XB450B」については別記事で紹介する。
専用ユニットを採用したXB950シリーズ
重低音再生が特徴のEXTRABASS密閉型ヘッドフォン上位モデル。いずれも40mm径のEXTRABASS専用ドライバと、鼓膜での気密を高め、ダクトにより低域の振動板の動作を最適化して重低音再生を行なう「ベースブースター」を採用している。
ハウジングにアルミプレートを採用することで共振を抑制。重低音だけでなく、中高音のクリアな再生にもこだわったとする。頭のサイズの影響を抑えるメタルヘッドバンドを採用。装着感の向上とともに、上位機種ならではの高級感を演出。ドライバユニットから耳への音の放射を垂直になるように装着でき、安定した装着感と高音質を実現するという。
イヤーパッドは、耳覆い型の立体縫製タイプで、周囲の空気ごと振動させ、自然な再生音を実現。また、気密性を高めることで重低音再現能力も向上している。
XB950とXB950BT(有線接続時)の再生周波数帯域は3Hz-28kHz、最大入力は1,000mW、インピーダンスは24Ω。
スイーベル機構を採用し、折り畳みも可能。ケーブル長は1.2mで、絡みにくいセレーションケーブルを採用。重量はXB950BTが280g、XB950が245g。
Bluetooth&アンプでさらに低域強調「XB950BT」
MDR-XB950BTは、XB950をベースモデルとしながらBluetoothとアンプを搭載。重低音対応のBluetoothヘッドセットとして利用できるほか、内蔵アンプにより重低音をさらにブーストする「エレクトロベースブースター」により、「クラブフロアのようなグルーブ感」を再現するという。
エレクトロベースブースターは、ハウジング部の[BassBooost]ボタンでON/OFFを切替可能。なお、MDR-XB950BTはBluetoothのほか、パッシブの有線ヘッドフォンとしても利用できるが、エレクトロベースブースターはBluetooth再生時のみ有効となる。
NFCを装備し、対応スマートフォンとワンタッチでBluetoothペアリングが行なえる。Bluetooth Ver.3.0準拠で、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPをサポート、コーデックはSBC、AAC、aptXに対応する。バッテリ持続時間は約20時間。充電時間は約4時間。