Polk Audio、NCヘッドフォン「UltraFocus」など6機種を国内発売。ポタフェスに登場

Polk Audioのヘッドフォン「UltraFocus 8000」

　MSYは、米Sound Unitedによるオーディオブランド「Polk Audio」のヘッドフォン/イヤフォンやBluetoothスピーカーを12月20日より国内販売する。20日と21日に東京・ベルサール秋葉原で開催されるe☆イヤホンのオーディオイベント「ポタフェス 2014」で販売し、同時にe☆イヤホンにおける販売も開始する。

　Polk Audioは、米国で1972年に創業し、スピーカーやヘッドフォンなどを手掛けるブランド。日本で発売されるのは、アクティブノイズキャンセリング(NC)を搭載したヘッドフォンの「UltraFocus 8000」(29,800円)とイヤフォンの「UltraFocus 6000i」、高級素材を使用しデザイン性を高めた「ヘリテージ」シリーズを合わせた計6機種。また、2015年よりBluetoothスピーカーの「Woodbourne」(79,800円)と「Camden Square」(29,800円)も発売する。

「ヘリテージ」シリーズ

NC搭載のUltraFocusヘッドフォン/イヤフォン

　ヘッドフォンの「UltraFocus 8000」とイヤフォンの「UltraFocus 6000i」は、いずれもNC機能の「Optimized Active Tuning」により15dBの外部騒音を遮断。センサーにより、周囲の音のレベルを感知でき、それに合わせてNCを自動でチューニングするという。遮音性も高めており、音質については、「音のきめ細かさにフォーカスした忠実なサウンドと深いベース音」を特徴としている。

イヤフォン「UltraFocus 6000i」

　ヘッドフォンの「UltraFocus 8000」は、40mmのダイナミック型ユニットを搭載。ドライバの素材にはPETを使用している。本体にはステンレスや軽量のアルミ、カーボンファイバーを組み合わせて使用。イヤーパッドは、メンテナンス不要で使える素材を採用した。出力音圧レベルは110dB、再生周波数帯域は8Hz～28kHz、インピーダンスは32Ω。ケーブル長は140cmで、着脱可能。プラグは金メッキのステレオミニ。NC機能の電源は単4電池2本を使用し、連続使用時間は40～60時間。

　イヤフォンの「UltraFocus 6000i」は、13.6mm径のユニットを搭載したカナル型(耳栓型)イヤフォン。ケーブルに3ボタンのリモコンマイクを備え、通話や音量調整などに利用可能。ケーブル長は142mm。出力音圧レベルは115dB、再生周波数帯域は8Hz～25kHz、インピーダンスは16Ω。NC機能の電源は単4電池1本を使用する。

高級素材使用のヘッドフォン「Buckle」など

　ヘッドフォンの「Buckle」は、40mm径ユニット搭載のモデルで、ヘッドバンドはアルミ素材を使用し、人間工学に基づいてデザイン。装着性を高めている。また、音質チューニングとして「POET：Polk Optimized Electro-acoustic Tuning」を採用する。ケーブル長は120cmで、プラグは金メッキのステレオミニ。3つのボタンを備え、音量調整や通話などに利用できる。そのほか、小型モデルの「Hinge」もラインナップする。

Buckle

Hinge

　イヤフォンの「Nue Voe」は、バランスド・アーマチュア型のシングルドライバを搭載したカナル型イヤフォン。独自の「POET」チューニングも施している。3ボタンのマイクリモコンを装備する。また、5.5mm径ダイナミック型ドライバ搭載の「Nue Era」も用意する。

Nue Voe

Nue Era

2015年発売のBluetoothスピーカー「Woodbourne」、「Camden Square」

　Woodbourneは、BluetoothやAirPlay、Ethernet、USB、ステレオミニ接続に対応したアクティブスピーカー。クリアなボーカル音を再現できるというマルチドライバや、ソフトにカーブした天然木製のエンクロージャを採用する。リモコンも付属する。

　Camden Squareは、ワイヤレスでも途切れない音質を実現したというモデル。DJアプリを使うことで、4人のプレイリストから同時接続して選曲できるほか、最大128人からリクエストを受けられるという。スクエア型の筐体に6基のドライバユニットを搭載。リチウムイオン充電池を内蔵し、連続再生は最大24時間。

Woodbourne

Camden Square