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「VAIO Phone」は13日発売、51,000円。Android 5.0/5型HD液晶でVAIOデザイン監修

 日本通信は12日、VAIOと協業したAndroid 5.0スマートフォン「VAIO Phone」を3月13日に発売する。販売方法は端末24回分割払いと一括購入の2種類を用意。直販の「bマーケット」での価格は、24回分割払いが、音声通話+上限のない高速定額プランを合わせた場合が月額3,980円、音声通話+1GBのライトプランと合わせた場合は月額2,980円、端末一括購入の場合は51,000円。他社からのMNP乗り換えも可能。売上高は、発売開始からの5カ月間で40億円程度を見込んでいる。

VAIO Phone

 日本通信による「単に通信、あるいは単にハードウェアに個別に取り組むのではなく、通信とハードウェアを一体のモノとして取り組むことで、これまでにない新たな価値を生み出す」との構想実現に向け、VAIOがサポートするという形で両社の協業が実現。第1弾製品として「VAIOスマートフォン」の製品化を予告し、昨年12月に「来月(1月)にも日本市場に投入する」としていたが、その後、3月12日発表予定に延期されていた。

 VAIO Phoneの製造元は日本通信で、VAIOがデザイン監修している。VAIOは、今回のVAIO Phoneを皮切りに、今後ハードウェアと通信を組み合わせることによるプラスアルファの付加価値を検討するという。

 5型/720×1,280ドットのディスプレイを備えたAndroid 5.0スマートフォン。背面カメラは1,300万画素CMOSを搭載。CPUはクアッドコア/1.2GHz、RAMは2GB、ストレージメモリは16GB。

 VAIO Phone専用SIMを採用し、音声通話とデータ通信が行なえる。テザリングにも対応。本体は黒を基調としたシンプルなデザインで、表裏のガラス素材を生かした光沢面と側面のマット仕上げのコントラストにより、スタイリッシュに仕上げたとしている。握りやすさや、持った時の気持ちよさを重視したというソフトタッチ塗装を本体側面に採用。バッテリは2,500mAh。外形寸法は約141.5×71×7.9mm(縦×横×厚さ)、重量は約130g。

正面
背面

(中林暁)