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フォステクスの自作スピーカー「かんすぴ」に2ウェイ用1,600円の8cmウーファなど

 フォステクスカンパニーは、自作スピーカーが作れる「かんすぴ」シリーズの第4弾として、20mmソフトドームツィーター「PT20K」と、8cmのコーン型ウーファ「PW80K」を4月中旬より発売する。価格はPT20Kが2,000円、PW80Kが1,600円。

8cmコーン型ウーファ「PW80K」
PT20K

 別売のスピーカーボックス「P2080-E」との組み合わせを想定したスピーカーユニット。感度をあわせる設計により、アッテネータを使わずに2ウェイシステムを構築でき、音色を合わせることでクロスオーバー周波数の選択幅が広く、自分好みの音作りが行なえるという。

 ツィータのPL20Kは、UFLCソフトドーム振動板を採用。内部損失が高く、軽量な振動板のため、高域まで充分に伸びた周波数特性を実現し、フラットな音楽再生が可能という。磁気回路には銅キャップを装着し、高調波歪みを下げることでクリアな音質を実現するという。再生周波数帯域は3kHz~32kHz、出力音圧レベルは84dB/W(1m)、入力は15W。インピーダンスは8Ω。推奨クロスオーバー周波数は3kHz以上。重量は194g。

P2080-E

 8cmウーファのPW80Kは、振動板に木材パルプを、エッジにはウレタンフォーム材を使用し、充分な低音特性を確保。再生周波数帯域はf0~23kHz、最低共振周波数は130Hz、インピーダンスは8Ω。入力は24W。重量は224g。

 スピーカーボックスのP2080-Eに組み込むことで、内部配線と接続し、付属ネジでスピーカーを取り付けるだけで高品質の2ウェイスピーカーを実現できるとしている。

(臼田勤哉)