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サエク、初のPC-Triple C採用イヤフォン交換ケーブル。MMCX用とFitEar用

 サエクコマースは、PC-Triple C導体を採用したイヤフォン用交換ケーブル「SHC-120」シリーズとして、MMCX対応の「SHC-120FS」を3月25日に、FitEar用「SHC-120FF」を5月10日に発売する。価格は、SHC-120FSの0.8mモデルが11,000円、1.2mが12,700円。SHC-120FFの0.8mモデルが15,000円、1.2mが16,700円。

SHC-120FS

 従来モデルで採用していた、ノイズに強くセパレーション特性を向上させるという左右独立ツイストペアケーブル構造を継承しながら、導体に初めてPC-Triple Cを採用。PC-Triple Cは、低歪み率/高い伝導率の安定した電気的特性を持つことが特徴で、独自の連続鍛造伸延技術により、優れた導通性能を実現するとしている。導体断面積は0.06sq(mm2)。

 絶縁体には、音質に悪影響を与える静電容量を抑えるため、比誘電率の低いフッ素樹脂を採用。音楽信号の伝送速度を高めているという。介在には絹糸、シースはオレフィン系樹脂を使用している。

(一條徹)