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ウォークマンNW-A16/A17が高音質Bluetooth「LDAC」に対応

 ソニーは、ウォークマンAシリーズの「NW-A16/A17」を新Bluetoothコーデック「LDAC」(エルダック)対応とする最新ファームウェアを7日から提供開始した。

NW-A16

 最新ファームウェアのVer.1.10は、NW-A16/A17のBluetooth接続時に、新開発の高音質コーデック「LDAC」に対応する。これにより、同社のSRS-X33/X55など、LDAC対応Bluetoothスピーカーとの接続時に高音質なBluetoothワイヤレス音楽出力が可能になる。アップデートは、MediaGoやx-アプリなどの管理ソフトウェア経由で実行できる。

NW-A16とLDAC対応のSRS-X33

 LDACは、Bluetoothにおける新しい音声圧縮技術としてソニーが開発したもの。既存のSBCコーデック(44.1kHz/328kbps)と比べ、約3倍の情報量で音源を伝送できるというもので、より高音質なワイヤレス音楽再生を可能とする。

 編集部でNW-A16とSRS-X33の組み合わせで試したところ、アップデート前のNW-A16をSRS-X33とNFCでペアリングすると[SBC]で接続と表示されていたが、アップデート後のNW-A16でのペアリングを行なうと[LDAC](標準)と表示された。

NW-A16アップデート前は[SBC]の表示
アップデート後は、[LDAC]に
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NW-A16SRS-X33


(臼田勤哉)