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ソフトバンク、Xperia Z4やAQUOS Xxなど'15夏スマホ4機種
Y!mobileでSurface 3(4GLTE)を6月19日発売
(2015/5/19 11:58)
ソフトバンクモバイルは19日、スマートフォンの2015年夏モデルとして、「Xperia Z4」や「AQUOS Xx(ダブルエックス)」、ソフトバンク初のGalaxyスマホ「Galaxy S6 edge」の計4機種を発表した。5月29日以降、順次発売する。いずれのモデルもVoLTEに対応する(Galaxy S6 edgeは夏以降アップデートで対応予定)。
また、Y!mobileからMicrosoft Windows 8.1を搭載した個人向けの「Surface 3(4G LTE)」を、6月19日から世界で初めて発売することも発表した。一括払いの価格は64GBモデルが81,800円、128GBモデルが91,800円。5月20日から先行予約受付を開始する。
モデル名 | 発売時期 |
Xperia Z4 | 6月中旬以降 |
AQUOS Xx | 6月下旬以降 |
AQUOS CRYSTAL 2 | 7月中旬以降 |
Galaxy S6 edge | 5月29日 (5月20日予約開始) |
Xperia Z4
5.2型、フルHD(1,920×1,080ドット)液晶を備え、ハイレゾ楽曲の再生や、ソニーの新オーディオコーデックであるLDACにも対応しているのが特徴。カラーはホワイト、ブラック、カッパー、アクアグリーン。
ハイレゾ再生だけでなく、接続したヘッドフォンに再生音を最適化する機能も用意。有線のヘッドフォン/イヤフォンを接続した上で、「自動最適化」機能をONにして音楽を聴くことで、スマートフォンがドライブしているヘッドフォンの挙動を検知して、それに最適化した音質に調整する。この機能はハイレゾ楽曲の再生時は利用できない。
外向きのカメラは2,070万画素のExmor RS for mobile。内側のカメラは510万画素で、レンズを25mmに広角化した事で“自撮り”が快適にできるという。動画撮影時には電子式手ぶれ補正機能も利用できる。4K動画撮影にも対応する。
IPX5/8の防水仕様。サイドフレームにはアルミ素材、背面には強化ガラスを採用。USB端子部はキャップレス構造で防水に対応している。
フルセグ/ワンセグチューナも搭載。内蔵メモリは3GB、ストレージメモリは約32GB。オクタコアCPUを搭載。外形寸法は146×72×6.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は約144g。バッテリ容量は2,930mAh。Android 5.0を搭載する。
AQUOS Xx
3辺の縁を狭くした狭額縁の「EDGEST」設計を採用。ディスプレイは5.7型で、解像度は1,920×1,080ドット。バックライトに「S-PureLED」を採用し、色再現性を高めている。本体カラーはアンバーブラック、ホワイト、レッド。
1,310万画素のデジタルカメラを外向きに搭載し、最大70倍までのスーパースロー撮影にも対応。光学式手ブレ補正機能も備えている。なお、カメラ部はリコーGRシリーズ開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GR Certified」を取得している。内側のカメラは約210万画素。
IPX5/7相当の防水仕様。ワンセグ/フルセグチューナも搭載。オクタコアCPUを採用している。人工知能技術を用いて、ユーザーに語りかける「エモパー2.0」も搭載する。外形寸法は146×79×8.7mm(縦×横×厚さ)で、重量は約168g。バッテリ容量は3,000mAh。Android 5.0を搭載する。
AQUOS CRYSTAL 2
フレームを限界まで無くす事を追求した「フレームレス構造」が特徴。5.2型、1,280×720ドットのディスプレイを備え、バックライトには「S-PureLED」を採用する。アプリに合わせて自動的に画質設定を最適に切り替える。例えば「テレビ」アプリを色彩豊かに表示できるという。テレビチューナはワンセグのみ対応する。
オクタコアCPUを搭載。IPX5/7相当の防水機能も装備。「エモパー2.0」も搭載する。本体カラーはターコイズ、ブラック、ホワイト、ピンク。外形寸法は136×71×11mm(縦×横×厚さ)で、重量は約154g。バッテリ容量は2,030mAh。Android 5.0を搭載する。
Galaxy S6 edge
画面の両端が湾曲している「デュアルエッジスクリーン」を搭載。ディスプレイはゴリラガラスで保護、背面には光の当たる角度によって色味や印象が変わる特殊フィルムを使っている。
よく連絡をとる5人までを登録し、画面端のラベルをなぞるとすぐに連絡できる「ピープルエッジ」や、端末を伏せていても画面端が光ると着信がすぐにわかる「エッジライティング」などが利用できる。
ディスプレイは5.1型、2,560×1,440ドットの有機EL(SuperAMOLED)。オクタコアCPUも搭載する。フルセグ/ワンセグチューナも搭載。防水防塵機能は備えていない。外側カメラは1,600万画素で、AFと手ブレ補正を搭載。内側は500万画素。
本体カラーはゴールドプラチナ、ホワイトパール、ブラックサファイア、グリーンエメラルド。外形寸法は142×70×7mm(縦×横×厚さ)で、重量は約132g。バッテリ容量は2,600mAh。Android 5.0.2を搭載する。
Y!mobileから「Surface 3(LTE)」発売。Yahoo! と連携しeコマース強化
記者説明会にはソフトバンクモバイルの宮内謙 代表取締役社長が、腕にApple Watchをはめて登壇。世界で唯一、Apple Watchを取り扱う携帯キャリアとして「スマートデバイスによるライフスタイルの変革」を強調した。
ソフトバンクモバイルは7月から社名を「ソフトバンク」に変更し、「モバイルインターネットNo.1コア企業を目指す」と宣言。上述の2015年夏の新製品ラインナップをまず紹介し、その上でネットショッピングサービス「モバイルeコマース革命」と、IBMと共同でサービス開発を進めている人工知能型システムを使った、ユーザーと対話する情報提供サービス「Watson」(ワトソン)について説明した。
「Watson」はスマートフォンアプリとして2015年度内に提供し、医療、栄養管理、教育分野において、ユーザーの日常生活をサポートしていくという。
夏の新製品ラインナップの説明の中で明らかにされた、Y!mobileが取り扱うMicrosoft 「Surface 3(4GLTE)」については、個人向けのWindows 8.1搭載モデルと法人向けのWindows 8.1 Pro搭載モデルをラインナップ。マイクロソフト日本法人の樋口泰行社長も登壇して、Office365などが使える「真のタブレット」とアピールした。なお、Windows mobile端末の発売予定について、宮内社長は質疑応答の中で「具体的な話はないが、今後順次やっていきたい」と意欲を見せた。
新サービス「モバイルeコマース革命」については、ヤフーの宮坂学社長が説明。Yahoo! ショッピングとソフトバンクのスマートフォンの連携サービスで、10月以降すべてのソフトバンクスマートフォンユーザーに向けて提供される。これにより「モバイルeコマース革命」の実現を目指すという。
具体的には、ソフトバンクスマートフォンからYahoo! ショッピングを使用する際、IDやパスワードなどの会員情報が入力不要となり、携帯電話料金とまとめて商品の購入代金を支払うことで、クレジットカードや銀行口座等の情報入力も不要。安心してネットショッピングを楽しめるようになるという。また、携帯料金の支払いでソフトバンクカードやYahoo! カードを利用すると、通常付与されるポイントに加えてTポイントを貯めたり、使用することも可能となる。
会場には、娘役の上戸彩を除く白戸家のメンバーが登場し、さらにお笑いコンビの8.6秒バズーカーも乱入。Yahoo! ショッピングにおける本サービス提供を記念して「よしもとネットショップ」にて発売される、同コンビのステッカー(1枚86円、税込)を購入した人の中から抽選で3人に、本人たちがステッカーを直接渡しに向かう「8.6秒バズーカーと会える」キャンペーンをPR。