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NuForce、高効率の小型ステレオパワーアンプ「STA-120」
「DAC-80」や「uDAC3」などは7月1日に値上げ
(2015/6/5 09:50)
フューレンコーディネートは、米NuForceのステレオパワーアンプ新モデル「STA-120」を6月12日に発売する。価格は11万円。仕上げはシルバーとブラックの2種類を用意する。
また、7月1日よりNuForce/NuPrimeの価格改定も実施。為替変動を理由に、USB DAC/ヘッドフォンアンプの「uDAC3」や、マルチチャンネルパワーアンプ「MCA-20」、デジタルプリメインアンプ「IDA-16」などを値上げする。
高効率の小型ステレオパワーアンプ「STA-120」
オリジナル設計のネガティブフィードバック回路を搭載するなど、NuForceのクラスDアンプ技術を継承した、重量3.4kgの小型ステレオパワーアンプ。同社USB DAC/プリアンプ「DAC-80」との組み合わせが理想的だという。自己発振設計の400kHz PWMスイッチング周波数を、入力信号やスピーカーインピーダンス変動などに応じて最適に調整する。
電源部には大型のトロイダルトランスを搭載。エネルギーの使用を削減する設計により熱の発生を抑えており、インウォールや天吊りスピーカーを鳴らすといった用途にも適しているという。出力は125W×2ch(4Ω)、85W×2ch(8Ω)で、最大出力は300W。スピーカー端子は5ウェイのバインディングポスト。
再生周波数帯域は10Hz~40kHz、SN比は115dB、THD+N(高調波歪み+ノイズ)は0.008%。消費電力はアイドル時12W。筐体はアノダイズ処理のアルミ製。外形寸法は21.6×25.5×4.9cm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.4kg。電源ケーブルは着脱式。
DAC/ヘッドフォンアンプやプリメインアンプなど9機種を値上げ
NuForceのUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「uDAC3」は、現行価格14,000円だが、7月1日からは18,000円に値上げ。また、マルチチャンネルパワーアンプ「MCA-20」は244,000円だが、同日より285,000円となる。NuPrimeブランドのデジタルプリメインアンプ「IDA-16」は、現在の26万円から、29万円に値上げとなる。対象機種は、NuForce 7モデルとNuPrime 3モデル。
なお、新製品の「DDA-120」や、「MCA-18J」、「uDSD」、Celsus Soundブランドの「Companion One」と「Gramo One」などは値上げの対象外。
ブランド | 製品 | 旧価格 | 新価格 |
---|---|---|---|
NuForce | DAC/プリアンプ DAC-80 | 85,000円 | 108,000円 |
ヘッドフォンアンプ HA-200 | 39,000円 | 50,000円 | |
AVプリアンプ AVP-18 | 126,000円 | 155,000円 | |
パワーアンプ MCA-20 | 244,000円 | 285,000円 | |
DAC/ ヘッドフォンアンプ uDAC3 | 14,000円 | 18,000円 | |
イヤフォン Primo-8 | 53,000円 | 65,000円 | |
ヘッドフォン HP-800 | 14,000円 | 18,000円 | |
NuPrime | アナログ プリメインアンプ IA-18 | 320,000円 | 380,000円 |
デジタル プリメインアンプ IDA-16 | 260,000円 | 290,000円 |