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sMedioとVideon Central、4K「Ultra HD Blu-ray」準拠の組込機器用ソフトを共同開発

 sMedioと米Videon Centralは17日、次世代の4K対応Blu-ray規格「Ultra HD Blu-ray」に準拠した、組み込み機器向けソフトウェア群を共同で開発すると発表した。Videon Centralが、このソフトウェアを米国や欧州のLSIメーカー、放送業界向けSTBに拡販する契約も締結された。

Ultra HD Blu-rayのロゴマーク

 sMedioとVideon Centralはどちらも、Blu-ray再生ソフトの開発ノウハウを持っているが、「両社の高い技術力・人材を活用することで効率的なプログラム開発を行なうとともに、Videon Centralの米国および欧州市場における販売力により市場の拡大を行なう」のが狙いだという。

 Ultra HD Blu-rayは、5月に規格化され、ライセンスは今夏から開始される。解像度が3,840×2,160ドットの4Kに引き上げられ、従来のフルHD(1,920×1,080)の4倍となるほか、ハイダイナミックレンジ(HDR:High Dynamic Range)に対応。HDR対応のコンテンツやテレビ、プレーヤーを組み合わせることで、よりダイナミックレンジ豊かな映像を楽しめる。

(山崎健太郎)