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NexTV-F、リモート視聴のBluetooth音声出力要件を緩和

 次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)は22日、自宅のテレビなどで受信している映像を外出先からインターネットを介してモバイル視聴可能にする「リモート視聴」の技術要件の緩和を発表した。最新仕様の「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件 Ver1.2」において、Bluetoothでの音声出力時の制限を緩和している。

 従来のVer.1.1では、「Bluetoothインタフェースでデジタル音声出力する場合は、接続認証、暗号化通信、A2DP及びSCMS-Tを実装し、かつ、これらに対応しない機器には音声出力しないこと。デジタル音声出力する場合は、『コピー禁止』として出力すること」と定めていた。

 この条文には変更はないが、新たに「圧縮音声/リニアPCM音声に係らず48kHz以下かつ16bit以下の音質にてBluetoothインタフェースでデジタル音声出力する場合は、SCMS-Tによるコピー制御を行なうことが望ましい」との文章が追加された。

 なお、アナログ音声出力については、従来同様に制限なく出力できる

(臼田勤哉)